真夏の百日紅は、夏休みの始まりと終わりを知らせてくれる花でした。社長ブログ/社長の生活/神戸の生活

百日後に会う約束の恋人の代わりに咲いたといわれる百日紅は、何かを言い残しているような花です。社長ブログ/社長の生活/神戸の生活 淡路3 市場

百日紅(さるすべり)の花が咲く真夏の時期がまたやってきました。

さるすべりの花は、恋の花です。

昔、2人の恋人が、百日後にまた会いましょうと約束して別れました。

しかしその後、恋人は亡くなって、その埋葬された場所から百日紅の花が生まれ、花を咲かせました。

このような言い伝えの百日紅は、猿が滑るほど木の枝がつるつるしているから「さるすべり」と名付けられていますが、猿はこの程度では滑りません。

百日紅が咲いていたのは、フローラルアイランドの周囲の敷地です。

委託販売で扱われている商品は、夏野菜に変わっています。

夏野菜は元気が良くて、キュウリでも茄子でも表皮が硬くなっています。

1800円のスイカは、バスケットボールの大きさに並ぶほどの大きなサイズです。

百日紅に負けることなく夏を主張しているのは、ひまわりの花です。

ひまわりの花は、復興の象徴にも利用されています。

百日紅の花のそばに行って、君は暑くないのか?と尋ねてみると、暑くないそうです。

集まっているのはミツバチで、ミツバチが百日紅の花の一つ一つに、口づけをしています。

これなら百日紅がモテモテで、ハチの飛び交う音で、百日紅の花言葉が『雄弁』と言われるのも、分かります。まるで、百日紅の花の塊が風に向かってお喋りしているようです。

百日紅を見るのに丁度良い角度は、青空の輝くような太陽に向かって伸びている花を、下から見る角度です。

百日紅が咲く時期は、子供の時は夏休みの頃で、早く咲かないかなぁと、百日紅が咲けば、夏休みが始まって良いなと思っていました。

40日も続く夏休みは、夏休みが始まるまではまだかまだかと思ってみても、夏休みが始まって、毎日百日紅の花が咲いているのを見ている内に、いつまでもこの百日紅が咲き続けることを願っていてもいつかは散ってしまうように、百日紅の花が散る頃は、夏休みが終わるお知らせのような花でした。

2015年7月24 日(金)