研究ブログです。大阪市立大学大学院 博士ゼミで、ゼミの研究者達と研究に参加しています。

研究ブログを書こうとすれば、大阪市立大学大学院明石芳彦先生のゼミで、博士課程後期のゼミ生の報告を聞いて、投稿論文が作成される過程に参加させてもらいます。 大阪市立大学大学院(1)

研究ブログは、博士ゼミの皆さんと一緒になって、論文作成に向かって、アドバイスさせてもらいます。

大阪市立大学大学院の博士ゼミに来ています。向こうに見えるのは、JR大阪駅です。三宮の会社を5時に出て、阪急電車に乗って梅田に着くと、梅田地下街をくねくねと歩き、大阪市立大学大学院の梅田キャンパスに入室です。

7月のこの時期は、6時になっても外は明るく、梅田の飲食店は、これからが忙しくなる時間帯です。外は30度を超えて、全国的に熱中症が心配な時期になってきています。

今日の博士ゼミが、今年前期の最終日になります。

大学院の夏休みは、8月9月の2ヵ月で、次に後期が始まるのは10月です。

受験生の頃と同じように、この長い夏休みの過ごし方によって、後期の成果が変わってきます。

つまり、夏休みの間にうんと参考文献を読んで研究を進めておかないと、論文作成が進みません。

調査を伴う研究の場合は、この夏休みの間に、調査を進めておく必要があります。

質問項目の作成、調査対象を選んで、企業の場合は、相手先企業に調査の協力を、またはインタビューを申し込んで、協力をお願いする必要があります。

この交渉は、なかなかタフな交渉になります。

なにしろ、自分のことを調べさせて下さいと言われても、はい、いいですよと、簡単に承諾してくれる相手は少ないのです。

松葉博雄の場合は、取引先企業の社長にお願いしました。

取引先でない場合は、丁寧に文章で依頼をして、相手企業の社長からの返事を待ちます。

この返事がなかなかすぐには頂けないのです。

定刻になると、ゼミ生の皆さんが集まって来ました。今日の発表は二人です。

最初は家永秀則さんです。報告はパワーポイントで行われます。その後、明石芳彦先生からのコメントがあります。

コメントは、語句の定義に関する事、先行研究に関する事です。

誰の、どの論文を先行研究に選んでいるかは、論文構成上とても大切な事です。

投稿先の学会によっては、英語文献が多くなるように求められます。

この場合、英語で書いているからというわけではありません。

海外での著名な研究者であれば、先行研究の価値も高まります。

松葉博雄は報告を聞いて、気になることはレジュメに黄マーカーを引き、研究ノートに書き留めていきます。

今日の気になることは、このレジュメには、どんなキーワードがあるか、書き出してみました。

キーワードを元に、家永秀則さんに、報告内容の重要な部分が、どのキーワードになるか確認しました。

次は、菊池浩史さんです。菊池浩史さんのレジュメは、Aが、BとCに及ぼす影響、というストーリーです。

このテーマでは、どのような影響があったのか、実際に調査する必要があります。

これは、かなり時間を掛けて丁寧な調査をする必要があります。

調査対象のグループは、同じグループを調査するのか、違うグループを調査するのかによって、分析が変わってきます。

予めどんな統計手法を使って、仮説を検証するのか、ストーリー作りが大切です。

二人の発表が終わると、これで前期は終了です。

夏休みの過ごし方について、いくつかのアドバイスをして、その流れで、居酒屋に行って、もっと詳しく話すことになり、地下街の居酒屋教室に移行します。

2015年7月13日(月)