彦根城は、日本で天守が国宝指定された5つの城(彦根城、姫路城、犬山城、松本城、松江城)の内の一つです。

 彦根城は彦根山(金亀山)を利用して築かれた平山城(ひらやまじろ)です。 彦根ツアー(3)

彦根城の天守閣は、どこから見ても見えるほど、天守閣は高くないようで、天守閣を見ようとすれば、近くにまで進んでいく必要があります。

 

彦根城は、日本で天守が国宝指定された5つの城の内の一つです。

天守が国宝指定されているのは、彦根城、姫路城、犬山城、松本城、松江城です。

ちなみに、天守が重要文化財に指定されているのは、上記の5城に加えて7城、

弘前城、丸岡城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城 です。

彦根城は彦根山(金亀山)を利用して築かれた平山城(ひらやまじろ)です。

現在も、山頂には国宝の天守があり、その周囲を巡るように重要文化財の各櫓(やぐら)が残っており、麓には下屋敷をはじめ内堀や中堀などが当初の姿を留めています。

この彦根城跡は、全国的に見ても保存状態の良好な城跡で、昭和31年7月19日、国の特別史跡に指定されました。

なお、下屋敷は昭和26年6月9日に「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されています。

(彦根市ホームページ)

お城の中は新緑で、特に桜の木が多く、歩いていると清々しい緑陰の香りがします。

彦根城で有名なのは、キャラクターの「ひこにゃん」です。本日のひこにゃん 彦根城博物館

10:30~11:00、13:30~14:00、15:00~15:30

ひこにゃんは趣味が散歩で、彦根城の周辺を散策するのが大好きなので、博物館前や天守前広場に、一日三回くらい出没するそうです。

彦根城は、中堀に面して四つの城門が開いていました。その一つが京橋門口です。京橋門口は、第二郭の重臣屋敷と第三郭の本町筋の間にあり、内堀の大手門にも通じる要所に位置しています。

門の内側に設けられた枡形には、かつて中堀に接して高麗門があり、その内側を鈎の手に曲げて櫓門が築かれていました。

多聞櫓の内側には、長大な石の階段が造られています。これを雁木と称します。彦根城では門跡の内側で、このような雁木をたくさん見る事ができます。

ムクノキです。ムクノキは、神社や公園でよく見かけます。山地に生える木なのですが、鳥が種を運んでくるので、都会でも普通に見る事ができる樹木です。

関所のような、料金所があったので、お金を払って入ろうか、それともここで引き返そうかと考えて、結局、以前にも見た事があるので、料金所の前で引き返してきました。

無料で散策できる範囲も広く、天守閣のそばにさえ行かなければ、彦根城は十分に観光できました。

橋の上から、お堀の水を覗いてみると、鯉や鮒の魚の姿は見えません。

このお堀の水は、琵琶湖の水と繋がっているのでしょうか?

地図では、直接琵琶湖に繋がっているようには表示がありませんでしたが、見えない地下で繋がっているのかもしれません。

「旧西郷屋敷長屋門 附袖塀 堀及び高麗門」は、昭和48年4月28日に、彦根市指定文化財に指定されました。

内濠と外濠に囲まれたこの付近一帯は、上級武士の屋敷があったところで、この位置は、江戸時代後期の天保7年(1836)に作成された彦根御城下惣絵図によれば、西郷伊豫(三千五百石老中)屋敷にあたります。

この長屋門は寛保二年(1742)に西隣の庵原家で建てられたものを、明治16年(1883)に裁判所が整備されることに伴い、現在の場所である旧西郷屋敷地内に移築されたものであろうと考えられます。

これだけ大きな長屋門は他に例が少なく、城と壕と長屋門、それに続く土塀から、昔の面影を今に伝えています。

この長屋の構造・形式は、桁行 43.9メートル、梁間5.0メートル、一重、入母屋造、背面庇附き、桟瓦葺、景観重要建造物 第2303-0007号、歴史的風致形成建造物 指定番号 第23-007号 に指定されています。

2015年6月11日(木)