神戸まつりの賑わいは、東遊園地で、屋台が行列待ちしていることです。大道芸のバルーンアートは、子ども達の人気者です。　U君と神戸まつり

神戸まつりは、5月17日日曜日に開催され、パレードもあります。東遊園地には、沢山の屋台が出店します。

屋台を見に、孫のU君を連れて、神戸まつりに行くことになりました。

U君は、神戸まつりを、サファリに行くことと勘違いしたのか、望遠鏡を持って、何かいないか、見つけるそうです。

会社はセンター街にあり、センター街からこうべ祭りの中央会場までは、歩いてすぐです。

普段なら、すぐに行ける距離でも、こうべまつりの人出では、行く人と、ぶつかりあい、なかなか前に進めません。

U君が望遠鏡を持って、見つけたのは、ドコモのキャラクターのひつじの「しつじくん」です。

そばに寄って、写真を撮って、望遠鏡を持ってきたことを、喜んでいます。

こうべ祭りには、婦人部の総踊りがあり、市役所の横では、順番を待つ婦人部の方達が、浴衣姿で待機しています。

いいものを見つけました。それは、バルーンアートです。

大道芸ですが、風船を使って、音楽に合わせて、お馴染みのミニーちゃんや、アニメのお人形を目の前で作っています。

U君は、もうこれに魅せられて、道端に腰を下ろして、大道芸の行方を、じっと見守っています。

U君の気持ちは、何となく察しが付きます。それは、あの大道芸のお兄さんが作った、風船のお人形を、ひょっとしたら、もらえるのではないか、という淡い期待です。

大道芸のお兄さんは、名古屋から来たと、自分で言っていました。

最後は、子ども達に、作品のプレゼントがありました。

U君も欲しくて前に進んでいくのですが、まだまだ、人を押しのけてまで、自己主張をしていません。

U君に、大道芸のお兄さんに、面白かったから、見学料を差し上げるように、お金を渡して、お兄さんに渡しておいでと言うと、もじもじしながら、前に進んでいきました。

その時は、もう、すでに、他の子ども達が、大道芸のお兄さんを取り囲んで、まるで、アイドルにファンが集中したような雰囲気です。

これでは、U君は風船をもらえません。これも経験で、欲しいと思えば、自らが進んで、先に手を挙げることです。

大道芸を見た後は、フラワーロードに行ってみると、丁度、神戸市長の久元喜造（ひさもときぞう）さんが、オープンカーに乗って、パレードをしているところでした。

東遊園地に、屋台を求めて行ってみました。

今日のお天気は快晴で、人出は多く、どの屋台にも行列が出来ています。これでは、U君に何か買ってあげようと思っても、列に並ぶ時間が長くて、U君も並んでまでは、欲しくないようです。

徳島の阿波踊りの場合は、全員参加型の熱狂があります。

それに対して、神戸まつりは、パレードの行進が中心で、見ているだけではもの足りません。

神戸祭りの名物は、サンバの踊りのチームです。

サンバのチームには、即席では入れないので、踊る人と、見る人は、はっきり分かれます。

屋台で、何か食べるつもりが、何も買えなかったので、丸萬に行って、お店で落ち着いて、ラーメンを食べることになりました。

U君は、幼い時から麺類が好きです。丸萬のラーメンも大好きです。

今日のこうべまつりの感想を、U君に聞いてみると、パレードより大道芸が面白かったそうです。

2015年5月17日（日）