24時間営業のコンビニに、個人商店はどのように対抗すればよいのか、モンマートひろたの事例を見てきました。

24時間営業のコンビニに、個人商店はどのように対抗すればよいのか、モンマートひろたの事例を見てきました。ワンコイン(100円)で買えて、楽しめる、子ども相手の駄菓子屋さんは、昔も今も、地域に必要な存在です。 淡路(2)

「かつみ」で夕食を食べた後、歩いて国道28号線を、

トラックの走り去る音を聞きながら、帰宅していると

、行く手に「モンマート ひろた」の、お店の看板が見えました。

以前は、広田商店の名前でした。

以前には、広田商店は、

地域のプロパンガスの取り扱い店でした。

その関係で、広田商店とは、長いお付き合いです。

淡路フェリーボートが、須磨から大磯まで、

24時間営業していたときは、

大磯周辺のお店は、どこも潤っていました。

明石海峡大橋が開通して、フェリーボートが廃止されました。

こうなると、フェリーボートに頼っていた

、周辺の企業は、事業の見直しが始まりました。

企業なら対応出来ても、地元商店街は、

なかなか敏速には対応しづらく、

お店を閉めてしまう所が大多数でした。

そんな中で、広田商店は、

モンマートひろたに名前を変え、

地元の住民に、顧客ターゲットを移し、

レンタルビデオ、コピーサービス、

書店機能としての雑誌販売などに、手を広げています。

その中で、注目するのは、小学生、中学生を対象とした、

いわゆる駄菓子販売を、していることです。

学校帰りの子ども達は、100円で買える、

駄菓子を、品数を広げて、子ども達が喜ぶように、企画しています。

この、駄菓子屋さんの存在は、

松葉博雄の子どもの時にもありました。

少額で楽しめ、友達と一緒に遊べて、

くじ引きなどもあって、当たれば、トクした気持ちになりました。

今、全国で、共通の悩みは、

大型チェーン店に対する、個人商店の対応です。

どうすれば、チェーン店に飲み込まれないで済むか?

存続を賭けた戦いです。

モンマートひろたで、店内を懐かしく見回して、

一巡して、お店を出ると、

夜遅くまで開いているコンビニ店に対抗して、

モンマートひろたも、電気をつけて、

一人でレジを守っている姿に、応援したくなりました。

 

2015年5月6日(水)