明石芳彦先生の主催する、合同ゼミの新入生は、姓本憲和さんです。

博士論文への取り組み方のガイダンスを聴いた後は、改めて、気を引き締めて、査読論文作成と、査読論文採択に向かって、新学期がスタートです。

大阪市立大学事業創造研究科の

博士課程後期のゼミ生が集まり、

ゼミの後の反省会を、近くのサイゼリアで行っています。

まずは、新しく入った姓本憲和さんの、

明石芳彦ゼミに入学の、歓迎の乾杯です。

姓本憲和さんは、会社を経営しています。

液晶関係の会社です。

先ほど、明石芳彦先生から、

博士論文への取り組み方の指導を受けたばかりなので、

三年で博士課程を修了し、

博士を目指すという意気込みを聴かせて頂きました。

集まっているのは、家永秀則さんと、

山﨑真嗣さん、菊池浩史さん、と松葉博雄です。

菊池浩史さんの研究はどうですか?

とお尋ねすると、いろいろご苦労されているようです。

査読論文を採択されるという事は、

なかなかの難事業です。

昼間は働いていて、仕事の後や、

お休みの時が研究時間となり、

それでも、すべての時間を研究に振り向けるわけにはいきません。

家永秀則さんは、

大学院の研究生活を楽しんでいる様子が伝わってきます。

松葉博雄からのアドバイスは、

研究とは、研ぎ、究める事なので、

刀を研ぐように、するどく、無駄のないところまで、

研究論文を書き進めなければなりません。

学会によっては、文字数が少ない学会もあります。

あれも言いたい、これも書きたいでは、

制限の文字数を超えてしまいます。

この場合は、一字一句まで、ぎりぎりまで、

まるで、ボクサーが体重を落として、

ウエイト制限ぎりぎりのリミットまで、

余分な体脂肪を落としていくのと似ています。

こんな話をしている内に、

生ビールのジョッキは、3杯目から4杯目にいきそうです。

そろそろ、お開きにして、今日の反省会はおしまいです。

2015年4月6日(月)