兵庫県立大学創立10周年・創基85周年記念誌が届きました。

兵庫県立大学は、神戸商科大学・姫路工業大学・兵庫県立看護大学の三校が統合して出来た大学です。

兵庫県立大学から松葉博雄宛に本が届きました。兵庫県立大学が、10周年を記念して発行した、県立大物語という本です。

昨年、兵庫県立大学から、記念事業への寄付の依頼があり、その依頼に応じて、一定額以上の寄付をしたことで、この出版物が届いたようです。

本と一緒に入っていたのは、兵庫県立大学学歌と学生歌集です。

思えば10年前、兵庫県立大学が出来たときの事です。これまでの神戸商科大学と、姫路工業大学と、明石の看護大学の3つが統合して、新制兵庫県立大学が出来ました。

松葉博雄は、神戸商科大学の体育会水泳部に所属していて、水泳部でも、これまでの三校の練習が別々でしたが、2004年から、新制兵庫県立大学で、水泳部員を募集するようになり、その年から、入部した新入生は、兵庫県立大学の旗の下で、試合に出るようになりました。

2004年10月には、兵庫県立大学の名前で、水泳部の淡泳会の総会が開催れています。あれからもう10年かと、歳月の早さに驚きます。

兵庫県立大学の名前になってから、校章も変わりました。

頂いた県大物語では、それぞれの学科について、骨折りされた先生方が、コメントを寄せておられます。

経営学部では、安室憲一先生が、思い出寄稿をされていました。

神戸商科大学の歴史は、設立85周年です。全国的には、兵庫県立大学より、神戸商科大学の方が、ブランドが浸透しています。

しかし、将来的には、総合大学を目指して、同じ県立大学なら、一つに統合して、学生獲得と、存続の競争には、総合大学を作る方が、戦略的には優れていると思います。

安室憲一先生との思い出は、神戸商科大学大学院の時代に、安室憲一先生の淡路の別荘で、一晩中議論したワイガヤ荘の思い出があります。

兵庫県立大学になってから、神戸商科大学大学院で学んだ社会人の皆さんと、非常勤講師を何年も勤めたことが思い出にあります。

こうして、わずか10年の間に、在学生や、卒業生、教職員の先生方、そして県立大学の設立・維持に尽力された多くの関係者の方のご協力があったことが、この県立物語を読んで伝わってきました。

2015年3月28日(土)