広島大学とにしき堂が、産学連携して作ったお菓子の『せとこまち』を、社員へのお土産に買って帰りました。

産学連携事業とは、大学、公的研究機関等で行われている「科学技術の基礎研究」と、企業で行われている実践的な「応用研究・開発」をつなぎ、将来のイノベーションが期待される科学技術のシーズを実用化して社会へ還元し、社会経済や科学技術の発展や国民生活の向上につなげる取組みです。

お彼岸に入ったので、木曜日の休日を利用して、お墓参りに行ってきました。その時のお土産に、

「広島銘菓 せとこまち」を従業員の皆さんに買ってきました。

広島銘菓 せとこまちは、広島大学と、にしき堂が、連携して作ったお菓子です。

れもん銘菓「せとこまち」は、大崎上島産のレモンを丸ごと使用し、レモンジェリーを加え、よりまろやかな餡に仕上げ、これをしっとりとしたせんべいで包みました。(にしき堂 ホームページより)

ではなぜ、広島大学と、にしき堂が、連携することになったのでしょうか?

2009年、広島大学と尾道市および食品メーカー3社との連携により、尾道市瀬戸田町・因島などの特産品である「ハッサク」を使用した新商品が誕生し、「広島大学創立60周年」を機に発表し記者会見を行いました。

広島大学は「平成16年度広島大学地域貢献研究」として、尾道市「シトラスパーク瀬戸田」のかんきつ類の機能評価を行ってきました。

尾道市との共同研究成果をさらに発展させ、地域活性化に生かすべく、尾道市および地元食品メーカーの協力により、尾道産ハッサクを使用した商品の開発に至りました。

今回のプロジェクトは、シンボルマークやパッケージデザインなども含め、大学が持つ人的資産を地域や一般企業の活性化に役立てていただくものであり、

「新たな産学官連携」のモデルケースとなると期待できます。(広島大学ホームページより)

広島大学の叡智を集めて、作ったお菓子なら、ただのお菓子を食べるより、頭が良くなるのではないかと、つい、期待してしまいます。

ちなみに、産学連携事業の定義は、

産学連携事業は、大学、公的研究機関等(以下、「大学等」という)で行われている「科学技術の基礎研究」と、企業で行われている実践的な「応用研究・開発」をつなぎ、

将来のイノベーションが期待される科学技術のシーズを実用化して社会へ還元し、社会経済や科学技術の発展や国民生活の向上につなげる取組みです。

(JST 科学技術振興機構 JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY ホームページより)

「大崎上島町のレモンを使用」と記載してあります。

大崎上島町とはどんな島でしょうか?

大崎上島町は瀬戸内海の中央、芸予諸島に浮かぶ大崎上島にあります。大崎上島町の町長は、高田幸典(たかた ゆきのり)さんです。

人口は8,137人(平成26年2月28日現在)、面積は43.29平方キロメートル、

気候は瀬戸内海独特の温暖少雨な気候で、降雪・降霜日数も多くありません。

(大崎上島町ホームページより)

社員の皆さんが、仕事の後に、この、せとこまちをいただいて、その時に広島大学との連携で生まれた、いわれを知って、私たちも何か、兵庫県立大学と連携して、新しい商品か、サービスを作りたいと、思って欲しいと思います。

2015年3月20日(金)