みはらし温泉では、森川観光60周年謝恩企画のお料理をいただきました。

三原、竹原の前の海では、瀬戸内海の小魚は、すっかり少なくなりました。今では、みはらし温泉では、別の所から瀬戸内海の魚を仕入れているそうです。 広島(1)

お彼岸に入りました。お彼岸に入ると、お墓参りの季節になります。

今日は、休日の前日から、奥さんと二人で、お墓参りのために、三原市のみはらし温泉に来ています。

みはらし温泉では、昔懐かしい、大衆演劇公演があるそうです。

松葉博雄の幼い頃は、芝居小屋に入って、一番前で、舞台の芝居を熱心に見ていました。

残念なことに、みはらし温泉の大衆演劇公演は、平日には、公演がありませんでした。

フロントで、チェックインして、お部屋の鍵を受け取り、すぐに温泉に入ります。

今日の瀬戸内海は、深い霧の中で、船も、いつものように、早くは進めません。

霧笛を鳴らしながら、雨と霧の中を、ゆっくり進んでいました。

露天風呂は屋上にあり、屋上から聞く霧笛の響きは、風情があります。特に、大型タンカーの霧笛は、音も大きく、腹に響くような音が伝わってきます。

温泉の後は、食事です。森川観光60周年記念の、謝恩企画だそうです。

嘘か本当か、お食事が、ワクワクするような価格でいただけるそうです。

この写真のお食事が、ワクワク価格のお食事です。

もう一つ、ハゲの造りを注文しました。

サービス係の女性は、三原の方です。三原なら、中之町にお住まいでしょう?と、確認すると、そうでした。中之町なら、神社の近くでしょう?とお尋ねすると、そうでした。

ハゲの姿造りを、舟盛りにして、部屋に運んでくれたサービス係の方は、年配の男性の方です。話が弾むので、どうしてこのお仕事に就いたのですか?と、話を進めると、私はサービスが好きなのです。

この、みはらし温泉に来たのも、森川観光が、キャバレーを経営していた頃からの社員なんです。

サービスのどんなところが好きなのですか?と尋ねると、お客様と、おしゃべりするのが好きなんです。と、言われました。

話が弾んだので、ご一緒に写真を撮らせてくださいと、お願いすると、私は写真は苦手なんですと、すぐに、話を止めて、部屋を出て行かれました。

ハゲの姿造りは、肝が大きくて、とても美味しくいただきました。

自宅なら、このハゲのアラは、翌日の味噌汁に入れて、美味しい魚の味をとるところですが、今日は持ち帰りが出来ず、残念なことです。

森川観光60周年謝恩企画の夕食は、低価格で、品数の多い企画でした。

目の前が海であっても、この辺りの海では、もう魚があまり獲れないそうです。

そこで、瀬戸内海であっても、やや遠隔地の瀬戸内海の魚を、仕入れてきているそうです。

今日は、雨で、濃霧で、魚釣りには向かない日ですが、案内には、釣れる魚はホゴ、チヌ、メバル、カレイ、フグ、イカ 等だそうです。

実際は、サービス係の男性社員が言ったように、この辺りの海では、釣りすぎたのか、魚はもうあまり期待出来ません。なのに看板には、沢山の種類の魚が、素人でも、竿さえあれば釣れそうな雰囲気で記載されていました。

2015年3月18日(水)