松茸を選ぶ。松茸屋にも競争相手がいます。岡山県湯郷の美作屋、平田商店、彩菜茶屋お店の調査結果は?

松茸を買う前に調査。岡山県美作市湯郷にやってきました。マツタケは、あるところには有りました。 

マツタケを求めて、美作市にやってきました。

今夜の宿は、「やさしさの宿 竹亭」です。

美作屋

その前に、いつも覗く「美作屋 松茸直売所」に寄ってみました。

松茸を知り尽くした達人達が毎日収獲、採りたての松茸をお客様の食卓へ心をこめてお届け致します。

関美栄子さんの名刺をいただきました。

親子でお店を開いています。

お店と行っても、美作屋のマツタケは、二ヶ月程度だけの短期的なお店です。

松茸を商うには、まず仕入れが必要です。

まつたけの仕入れは、全て現金取引です。

税務当局には把握しにくい特性があります。

松茸の仕入れには松茸を採ってきた人が、松茸をお店に持ち込んで、それを買い上げる方法があります。

美作屋の場合は、短期的なテントのお店なので、採取者がマツタケを持ち込むのを待つのではなくて、買い付けに、直接農家を回るそうです。

毎年、松茸が採れそうな場所があって、まつたけを採取に行く人に、連絡を付けて、岡山県一円を守備範囲として、仕入れに回っているそうです。

マツタケ採取には、厳格なルールがあって、自分の山であっても、

地域の皆さんで、マツタケを採取する入札を行って、落札した人しか、

山に入ってマツタケを採ることができません。

この時期の美作屋の松茸の仕入れ金額を聞いて、びっくりしました。

1シーズンで、数千万円の仕入れをするそうです。

松茸は在庫期間が短いので、仕入れした松茸はすぐに現金に変わり、

その現金を次の仕入れ代に使うので、数千万円が一度に必要なわけでなないようです。

この回転率の良さは、チケット、金券屋の商法と似ています。

テントの脇には化粧箱が山積みされていて、希望者には贈答用の木箱の化粧

箱に松茸を入れ替えて、宅急便で届けるそうです。

11月の中旬になると、もう松茸はそろそろ終わりの頃になりました。

店頭だけでなく、奥の方には注文を受けたマツタケがありました。

これは、依頼主の届け先に、発送する松茸です。

私はマーケティングを研究したので、つい松茸についても、

その仕入れから値段付け、販売方法、決済方法、売れ残ったときの処分方法、

顧客管理などについて、関美栄子さんに根掘り葉掘り聞いてしまいました。

あまりに、しつこい質問は、同業者と思われるので、あらかじめ名刺を渡して、

決してライバルではありませんと、おことわりすると、信用してお話を聞かせてくれました。

兵庫県、岡山県、広島県は、かつてはマツタケの産地でした。

それが、山の手入れをしなくなったり、山の木が、自然林から、桧や杉の計

画林に変わったことで、マツタケはどこも、稀少性の高い、値段の高い、高級食材になってしまいました。

いつまでも あると思うな 親と松茸 になってしまいました。

美作市の松茸は、彩菜茶屋・美作屋・平田商店の3店を回って、優良品を探しました。  

美作市の湯郷温泉で、松茸をどこで買うか、マーケティング調査です。

候補になっているのは、

①彩菜茶屋

②美作屋

③平田商店

この3店が、松茸を購入する相手先の候補です。

平田商店

平田商店は、今回初めて見つけた松茸の専門店です。

美作屋から2キロほど温泉街へ行った場所にありました。

国道に面していて、駐車スペースもあり、車が寄せやすい場所にありました。

松茸を見せて貰うと、100グラム当たりの値段が書いてありました。

品数も多く、発泡スチロール箱に今朝集められた鮮度の良い松茸が沢山入っていました。

平田商店の中で上等な松茸をある程度確保した後、もう一度彩菜茶屋に行ってみました。

彩菜茶屋の松茸は安い

松茸は、地元の人達が穫れた時点で委託販売として持ち込むので、

1日に何度かお店を覗いてみないと、良い物はすぐに売れるそうです。

 

松茸の販売コーナーは人だかりで、今朝も入荷してすぐに売れていました。

ここは値段が安く、そのため松茸が店頭に並ぶと、直ぐに売れてしまします。

それだけ値段は安いことが証明されています。

隣のJA美作に、ひょっとして松茸を扱っていないか覗いてみましたが、扱っていませんでした。

 

もう一度平田商店へ

もう一度平田商店に戻ってみると、今度は年輩の店長さんが対応してくれました。

社長さんかなと思ってお話をすると、普段はこのあたりで農業に専従している方でした。

松茸の知識がとっても豊富で、湯郷で松茸に携わって、キャリアは40年だそうです。

この方でも、1日に何度もライバル店や彩菜茶屋に行って、松茸の相場をチェックしているそうです。

今年の松茸の相場は、優良品で1㎏が10万円ぐらいだそうです。

良品で、1㎏7万円~5万円程度、並み品や、虫の食った傷物は、3万円以下~1万円程度まで幅広い値段がついています。

名刺をお渡しすると、来年からは自分に相談して下さい、

案内も差し上げます、もうこれで松茸のことには大船に乗った気持ちで任せ

て下さい、と力強いコメントを頂きました。

まとめ

マツタケ相場は日々変わります。

お天気の具合で松茸の収穫量が変わるからです。

おなじ品質の松茸は均等には収穫できません。

そのため、良い松茸を求めるには、繰り返しお店に行ってみることです。

比較的安くて、良い松茸ならすぐに売り切れたしまいます。

いつまでも有ると思うな、親とマツタケです。

2015年10月15日(木)