祖谷渓温泉ホテル秘境の湯の露天風呂で、アブに刺されました。

祖谷の第二かずら橋は、三好市東祖谷菅生620にありました。 徳島 (5)

昨夜は、祖谷のかずら橋を見て、その後ホテルに戻り、また温泉に入って、ビールを飲み、その後はぐっすり眠りました。徳島県三好市祖谷の、2日目の朝です。

部屋の窓から、山頂に霧がかかっています。あんな所に民家がある、どうしてなのか、尋ねてみると、今は使われていない、廃屋だそうです。家があれば、そこには村で共同して、道を付けたそうです。

清掃の時間に、温泉を撮らせてもらいました。「祖谷渓温泉ホテル秘境の湯」のホームページによると、

温泉は、「入ると肌がツルツルする炭酸水素塩泉の温泉は、神経痛、腰痛、肩こり、冷え性、皮膚炎などに効きます。

泉質 :フッ素、メタホウ酸などを含んだ炭酸水素塩泉効 能 :入ると肌がツルツルする炭酸水素塩泉の温泉は、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、打ち身、切り傷、動脈硬化症、慢性皮ふ病、婦人病、美肌、美容などに効果があります。」

よもぎの湯と称して、よもぎを袋に入れて、湯槽に浮かべていました。近付いて、袋を匂ってみると、よもぎの匂いがします。

露天風呂に、昨日入った時、すぐにアブが飛んできて、左腕を刺されてしまいました。アブの刺し傷は、その後腫れてきて、ホテルの方に、応急の薬を頂いて、塗りました。

諺に、「虻(あぶ)蜂取らず」と言います。「二兎を追う者は一兎をも得ず」と、同じ意味です。

そうすると、今回の旅行は、森林浴の山岳ツアーと、吉野川での川遊びの、2つを目指しています。この2つは、両立出来るかどうか、アブに刺されて心配になってきました。

露天風呂から見る温泉宿の母屋は、飛騨の山間にある、合掌造りのようです。

部屋に戻り、窓ガラスを見てみると、ジャコウアゲハが窓に張り付いています。ジャコウアゲハは、雄の成虫がお腹の辺りから麝香のような香りを発することから、その名がついたと言われています。

朝食を頂く場所は、昨夜の夕食の場所と違っています。継ぎ足し、継ぎ足しのホテルなので、朝食の会場がすぐには見つかりません。迷って迷って、スタッフの方を見つけて、教えてもらいました。

朝食です。焼き魚、練り物、焼き海苔、山菜、梅干し、漬け物、じゃこ、サラダです。ほっとするような、日本のスタンダードな和食の品目が並んでいます。

朝食を頂いた後は、剣山に登るため、早い時間にチェックアウトしました。

祖谷の秘境の地に、こんな大きな施設を作ったのは、三好市です。三好市が、第三セクターを作り、そこに運営をさせていたホテルですが、準公務員の運営では上手くいかず、今では民営化されています。

ホテルを出発して、まずは、祖谷のかずら橋に向かいます。

剣山に行くには、国道439号線を走ります。道幅の狭い道が続きます。

エメラルドグリーンのような、美しい澄んだ川の流れが、谷底に見えます。一カ所一カ所、気になる場所毎に車を停めて、谷底に降りて、遊んでみたい気持ちですが、先を急ぎます。

マンホールの蓋がありました。蓋には、「ようこそ祖谷へ」と書かれ、タイルでデザインされた、祖谷のかずら橋と、自然の山々の景色が描かれています。

祖谷の粉ひき節

♪祖谷のかずら橋ゃ 蜘蛛の巣の如く

風も吹かんのに ゆらゆらと

吹かんのに 吹かんのに 風も

風も吹かんのに ゆらゆらと

♪祖谷のかずら橋ゃ ゆらゆらゆれど

主と手を引きゃ こわくない

手を引きゃ 手を引きゃ 主と

主と 手を引きゃ こわくない平成元年三月吉日 山城町 園尾 正夫

第二かずら橋がありました。ここは、第一かずら橋より奥深い所にあるので、観光客の人数は、うんと少ないようです。

有料なので、第二かずら橋は渡りませんでした。

かずら橋周辺案内図には、祖谷川を中心に、ホテル秘境の湯から、かずら橋、善徳天満宮、中津山、平家屋敷、JR大歩危駅、など、周辺への簡略な道が載っていました。

売店を覗いても、買いたいような物が見つかりません。ここは早く通り抜けて、剣山に急ぐことにします。

2014年8月28日(水)