倉敷の児島に、美味しいお鮨屋さん、仙太鮨があります。

倉敷の仙太鮨で、評判のお鮨をいただきました。倉敷の児島といえば、ジーンズの発祥地です。

岡山県倉敷市児島下の町2-1576-73 に、評判の良いお鮨屋さんの、「仙太鮨」があります。仙太鮨の評判を聞いたので、奥さんと二人で、岡山に行ったとき、仙太鮨に行ってきました。

最寄りの駅は、岡山と高松を結ぶ、瀬戸大橋線の児島駅です。

児島といえば、以前は学生服で、今はジーンズです。駅に降りると、「ようこそジーンズ発祥の地 児島へ」の表示がありました。

児島は、国産ジーンズを日本で初めてつくった場所です。

ジーンズの好きな人や、作る人、売る人、研究する人には、ここは聖地です。「ジーンズの聖地・児島」と書いていました。

お目当ての仙太鮨に着きました。予約をしているので、安心して入れます。

仙太鮨は、児島駅から車で約5分の距離です。お店は、児島湾に面した、海が見える、素晴らしい眺望です。

夏の暑いときに、お鮨を食べるのは、食あたりの危険性があります。その事はもちろん、お鮨屋さんでも、最も気にしていることです。

神戸でも、夏になると、お寿司屋さんで食中毒を起こしたという新聞記事に、時々お目に掛かります。

席に案内されると、カウンター席からは、瀬戸内海が一望できます。

松葉博雄は、おまかせ握りにします。握り寿司、茶碗蒸し、味噌汁、デザートで4000円です。

最初は、南マグロです。トロの美味しそうな部分で、口の中でとろけそうです。

次に、アジです。仙太鮨の板前さんの握り方は、柔らかい握り方で、相手を見て、シャリの量を考えているのか、ご飯より、食材を引き立てようとしています。

握りの合間に、赤出汁と、茶碗蒸しが出てきました。

仙太鮨は、グルメサイト「ヒトサラ」にも紹介されていました。

岡山市に姉妹店があるようです。次は、河豚と、ケンサキイカです。

イカには、「かのこ」「松笠」「布目」など、色々な切り方があります。イカに切れ込みを入れるのは、表面の膜を切って食べやすくするためとか、一説には、イカに付いた寄生虫を殺すため、という理由もあります。

イカ、サバ、ハマチなどに付く寄生虫の中で、特にしつこいのが、アニサキスです。

アニサキスに気をつけるように、言われていますが、活きの良い魚ほど、アニサキスに当たりやすいようで、食べる立場では、気をつけようがありません。

ウニ軍艦が出てくる頃には、板前さんとは、かなり会話が弾みました。

写真を写したり、色々と質問をしているので、同業者と間違えられないように、松葉博雄の名刺を出したので、信用されました。

仙太鮨は、美味しさが評判なので、時々は、有名人が単独で来たり、ファンに連れられて、仙太鮨に来られるようです。誰が来たのかを話すには、相手に迷惑になるので、秘密です。

鮑が出て、穴子が出て、期待通りの美味しさに感動しました。ご夫婦でお店を運営しているようで、料理長の奥さんも、かいがいしく接客されています。

岡山ならではの握りです。黄色く、金のように光っている、葱のような細い、植物素材です。

それは何かと言われると、岡山の人なら、分かります。これは、黄ニラです。普通のニラは緑色ですが、岡山の黄ニラは、太陽光を遮断して栽培するので、このような色になるのです。

最後はシソ握りです。さっぱりするから、オススメだそうです。

お寿司屋さんに行ったら、だし巻き卵を食べると、その店が美味いかどうか、どんな味付けをする店なのかが分かる、というのを聞いたことがあります。

お寿司のネタは、捌いた魚ですが、卵には、その店の料理人の味の好みが、顕著に反映されるからです。

同業者の方は、来られるのですか?と質問すると、同業者の方は、名前を名乗って、勉強させて下さいと言われる方と、こっそり、味を盗みに来られる方との、2つのタイプがあるそうです。

デザートの果物は、メロンです。

仙太鮨の強みは、1.地元児島で獲れた瀬戸内海の小魚と、2.仙太鮨から見える景色のすばらしさ、そして、3.店長でオーナーの板前さんと、奥さんの、気配り、心配りだと思います。

寿司の業界の話をしているとき、出てくる話題は、すきやばし次郎さんですが、地方にも、名人がいます。それは、金沢の小松弥助さんの話です。残念ながら、小松弥助さんのことは、ご存じないようでした。

全てのお料理が終わった後は、車を呼んでもらって、お店を出ることになります。女将さんは、暑いさなかですが、お店の外まで、お見送りしてくれました。

次にまた、仙太鮨に来られるかどうかは、分かりません。神戸から離れているので、お鮨を食べるだけでは、なかなか予定が立ちません。それでも、お店の方は、またのご来店をお待ちしていますと、見送ってくれました。