柴漬けを自宅で作ってみました。注意すべき点は、カビが発生しないようにすることです。

柴漬けは、梅の酢と、赤しそで、味と色が整えられます。隠し味に味醂を入れてみました。

柴漬けを、今朝作ろうとしています。 今日は7月7日の七夕の日です。

女子の社員の方が、今日の七夕の日を選んで入籍するという、ハッピーな話を聞いています。

朝ご飯は、食べきれなかった鯛の塩焼きの後半戦です。

鯛を食べるときは、おしゃべりをしていてはいけません。うっかり鯛の身を飲み込んだときに、小骨を合わせて飲み込んでしまうというミスがあるからです。

松葉博雄が子供の時、松葉登美子母が、喉に刺さった鯛の小骨を、とってくれたことがあります。どのようにして、鯛の小骨をとったかといえば、三味線に使う、象牙のバチで、とってくれました。

松葉登美子母は、習い事で琴や三味線をたしなんでいました。三味線の腕は、名取りで、三味線のお稽古会や、師匠の一門が揃っての発表会に出演していました。

象牙のバチがあるのは、三味線をたしなんでいたからです。松葉博雄の喉に刺さった鯛の骨は、三味線のバチを口に入れて、トゲを抜いたのではありません。

象牙で作った三味線のバチで、魚の骨が刺さった喉をなでると、骨が抜けるという、言い伝えがあります。その言い伝えの通り、象牙の三味線のバチで、幼い松葉博雄の喉を、何度かなでていると、不思議に鯛の小骨が抜けた、思い出があります。

もうひとつの方法は、ご飯粒を口にたくさん入れて、噛まないで、お茶と一緒に飲み込むという方法です。これも、効果があります。こんな、小骨が喉に刺さったときの思い出を、思い出しながら、これから柴漬けの作業に取り掛かります。

きゅうりとなすを塩漬けして、重しをかけて、一晩寝かせて、今朝は水洗いをして、塩抜きをしました。

きゅうりはほどよい塩加減です。水切りをしっかりして、その後なすときゅうりを、やや乱雑な切り方で小さくしていきます。

風に当てて、少しの時間でも水抜きをして、その後はビニールのジッパーに入れます。

かねて用意の、赤しその塩もみした完成品を、袋入りで買っています。

ジッパー袋の中に、刻んだきゅうりとなすを入れて、その上に、赤しそをまんべんなく散らばせていきます。

梅干しを作るときに、溢れていた梅酢も少し加えて、味付けに味醂も入れておきます。

生姜は、外の皮を取り、薄く切り、細く切り、一緒にジッパーに入れます。

かくして、ジッパーの袋の中には、柴漬けの素材が、押し合いながら、収まっています。

これをしばらく冷蔵庫に入れて、梅酢と、赤しその、色と味が、きゅうり、なす、生姜にゆっくり浸透していくように、何日か待ち続けることになります。

美味しい柴漬けが出来ると、柴漬けが好きな娘が、「お父さん、めっちゃ美味しい!」と、言ってくれるのを待ちます。

2014年7月7日(月)