淡路島と言えば、夏はハモ料理です。かつみでハモ料理を頂きました。

あわじ市東浦町大磯のかつみと言えば、カレイの唐揚げです。穴子の酢の物です。  淡路 (3)

お寿司を食べたくなりました。淡路島の東浦の海で捕れた魚を使っているお寿司が食べたくなりました。岩屋の源平に行くには車が必要で、車で行けばビールが飲めず、歩いていけるところと言えば、近くの「味処 かつみ」です。

かつみには、これまで、家族で何度も行っています。

淡路島で新人研修をしたときにも社員の皆さんと、行っています。

かつみのオーナーは、阪神淡路大震災の前は、JR摂津本山の駅前で、かつみを開いていました。

神戸に居たときも、淡路に戻ったときも、松葉博雄はかつみの店に通っています。今日は、水槽の生け簀に囲っている魚を料理して貰いました。

この近くの海で捕れた海老と、これから夏には欠かせない、ハモ料理です。

手際よく捌いて、海老と穴子、そしてマグロの中トロの盛り合わせを作ってくれました。

外はまだ明るく、お客様も少なくて、注文した料理がすぐに出来るのは、嬉しいことです。

マグロの中トロは、脂身が強くて、刺身の厚さもありますが、3切れか4切れ食べると、もう中トロだけでお腹がいっぱいになります。

海老の刺身も絶品でした。真ん中に包丁を入れて、くるくるっと巻いて、お皿に乗っています。

ハモは湯引きです。もちろん梅肉で頂きます。これだけ頂くと、本当にお腹がいっぱいで、お寿司を食べるつもりで来たものの、お刺身だけでもう満腹です。

かつみの親父さんとは、神戸の時代から馴染みなので、遠慮のない注文が出来ます。かつみで美味しいのは、カレイの唐揚げですが、今日はもう注文するほど、お腹にゆとりはありません。

かつみの美味しい料理の中に、酢の物があります。穴子で作った酢の物です。これはお腹いっぱいでも、ビールと一緒であれば、美味しく頂けます。

外国人の方が、通訳と一緒に来られて、カウンター席から、寿司職人の技を見ています。

最後に、奥さんと二人で一本の穴子新香巻きを注文しました。このぐらいでもう大丈夫です。これ以上は食べられません。

かつみの女将さんは気が利いて、支払勘定の時に、領収書を書きましょうと、領収書の用意をしてくれましたが、松葉博雄と奥さんの二人の食事なので、領収書は頂きません。

外はまだ夕暮れの明かりが残っています。この近くは背の高いヤシの木が並木を作っています。

タクシーで帰るつもりが、まだ明るいので、歩いて帰ります。回りの田んぼは田植えが終わって、水が引かれ、川面には、付近の山の形が映っています。

今夜は満月のようで、20時を過ぎた頃は、東の空から、大きなお月様が昇ってきています。

お寿司を食べようと思って、かつみに行って頂いた物は、昔に比べると僅かな量でした。年を取ってくると、良い物を僅かな量で、満足感はいっぱいになります。その良い物を探すのが楽しみになります。

2014年6月12日(木)