さぬきうどんは、国道11号線に沿って、沢山ありました。

さぬきうどんの人気店は、午前中で完売です。そうかと思えば、閉店したお店もありました。さぬきうどん店の、隆盛と衰退の要因は、何でしょうか? 四国 (6)

鳴門市のびんび家で、お昼を済ませていても、さぬきに来たからには、さぬきうどんを食べずして、帰るわけにはいきません。道路を走れば、どこかでさぬきうどんの店があるはずです。そこで見つけたのは、手打ちうどん 宮川です。

「一日一麺 うどんは別腹」と、期待の持てそうな看板が、迎えてくれました。

正面に回ると、何と、14時過ぎには、今日の営業は終了した後でした。裏に回って、店主に尋ねてみると、午前中で予定のうどんは売り切れて、売り切りご免で、早くも終了しています。

これは、ひょっとすると、相当味に自信があるお店だと思います。ないものねだりで、食べてみたくなっても、店主はとりあってくれません。

次は、JA東讃ふれあい市に来ました。

農家が作物を持ち寄って、委託販売をしているお店のようですが、ここも、午前中でほとんどの出品物は、売り切れていました。

わずかに残った中から、地元産の豆腐や、食べ物を買って帰りました。

買わなかったけれど、タルトが一本360円で、安いなぁと思いました。今治市の、風美堂製菓のタルトです。

ふれあいセンターでの買い物は、残り物しかなく、完全燃焼しないまま、再びさぬきうどんを探すドライブに戻ります。

次に見つけたのは、権平うどんです。権平うどんの入り口に来てみると、このお店は閉店していました。

駐車場も広く、国道に面して、場所も良く、店構えも大きいのに、なぜ権平うどんは閉店になったのでしょうか?

このお店なら、居抜きで買えば、すぐにでもさぬきうどんのお店がオープン出来そうです。中を覗くと、まだ厨房道具も残っているようで、このお店の行方は、どうなるのでしょうか。

それにしても、すぐにさぬきうどんの店が見つかると思っていたのに、一軒目は売り切れ、二軒目は閉店です。

諦めず、国道11号線を走っていると、「陣内うどん」の看板が見えました。

陣内うどんのお店に入ってみます。お店の造りは、こじんまりとした店です。ご主人と、奥さんの、二人でお店の切り盛りをしているような感じが伝わってきました。

三軒目で、さぬきうどんが食べられることになりました。

味の比較は、基準としては、道の駅 津田の松原の、松原うどんと比較してみます。

松原うどんでは、肉うどんとおでんをいただくので、ここ陣内うどんでも、同じメニューにしました。

肉うどんには、お肉だけでなく、たまねぎの甘炊きが入っていました。たまねぎが入ることで、うどんの出汁が甘くなっています。

お肉の脂加減は、松原うどんの方が、脂味でした。

味比べをするには、お腹の具合を考慮しないといけません。俗に言う、空き腹にまずいものなしと言うように、お腹が空いていれば空いているほど、いただくものが美味しく感じます。

陣内うどんをいただく前に、びんび家で、シマアジと、マグロの中トロ定食をいただいているので、今は空き腹ではありません。

お店を見回すと、八代亜紀のコンサートのポスターがありました。平成26年9月28日には、東かがわ市交流プラザ・多目的ホールで、コンサートがあるそうです。入場料は、前売り5000円、当日売り5500円です。

ゆっくりいただいていると、それはそれなりに、お客様が次々と入ってきて、昼時を過ぎているにも関わらず、陣内うどんのお店は、賑わっていました。

もうこれで、神戸に戻ります。途中、白鳥神社の大鳥居があったので、参詣する道を辿って、行き着いてみると、小さな祠がありました。

この祠は、その延長上に、白鳥神社と、対になっていることが分かります。

はるか向こうの方が、白鳥神社の本殿です。

この辺りには、田植えが終わったばかりの田んぼが沢山あります。ペットボトルに、田んぼの水を掬い取って、神戸へ持って帰ります。

田んぼの水には、メダカの子の餌になる、ミジンコが沢山いるので、このペットボトルの水は、神戸ではなかなか入手しにくい、ミジンコいっぱいの水なのです。

 

2014年5月29日(木)