神戸まつりです。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損と、言われていますが、サンバの飛び入りは、あまりありません。

神戸まつりです。パレードが中心です。力が入ったチームもあれば、なんとなくのチームも見受けられました。

神戸まつりです。仕事をしていても、センタープラザビル14階に、サンバの太鼓の音が聞こえてくるのです。サンバの音はウキウキして、身体がリズムに乗ろうとしてしまいます。

これではいかんと思い、会社を出て、京町筋で大音響を鳴らし、サンバを踊り狂っているサンバチームを追っかけてみました。一番最後尾には、トラックに音響機器を積み込んだ、司令塔のようなスタッフが乗り込んでいます。

歩道の両側は、サンバの踊りを見ようとして、座り込んでいる人、人垣を作っている人でいっぱいです。かなり強引に、遠慮無く前に進まなければ、とてもこの写真は撮れませんでした。

第44回神戸まつりは、2014年(平成26年)5月17日(土)と、18日(日)に開催されています。

メインは市役所前のパレードがある、18日(日)です。

ダラダラ行列しているだけのパレードもあれば、サンバチームの凝った衣装に、よく練習した踊りは、カメラの集中を受けています。

中南米の音楽のサンバに会わせて、皆さん日焼けしているように思っていたら、実は日焼けに見えるような、ストッキングやアームウォーマーをつけているのです。

宝塚のレビューと同じように、たくさんの衣装をつけて、たくさんの羽根飾りを付けている人が、スターのように感じます。見ている人のカメラは、スターをめがけて、一瞬を狙っています。

近くでは屋台村が出来ていて、各地から特産品を使った屋台で、飲食物を販売しています。

山口県からは、山口県観光フレンズのモデルさんが、山口県の特産品のPRに努めています。美人が居ると、普段近寄れないようなお兄さんや、おじさん達も遠慮無く近づいて、声かけをしています。

神戸市の友好都市からは、ミスはこだてや、

横浜観光大使や、その他の都市から、美人の観光大使さんがパレードに参加しています。

神戸まつりには、苦い事故の思い出があるので、警備は厳重です。市民の皆さんが、神戸まつりを楽しんでいるとき、警備の皆さんは、油断なく、パトロールについていました。

さんプラザコンタクトレンズの1階店にも、センター街を練り歩く御輿の賑やかな声が、間近で聞こえていたようです。1階店の従業員から、「センター街はこんな感じでしたよ!」という、写真の投稿がありました。

神戸まつりは、若いときは、ウキウキしていましたが、だんだんと神戸まつりに対する期待感は、気持ちの中で、沈静化しています。

地方都市の祭りを代表するような、徳島の阿波踊り、青森のねぶた祭り、沖縄のエイサーみたいな、全国レベルのお祭りに育つには、久元喜造(ひさもときぞう)市長のアイデアを期待したいものです。

 

2014年5月18日(日)