彦根といえば彦根城です。彦根城と言えばひこにゃんです。

彦根と三宮は、新快速で2時間足らずの短い距離です。でも、なかなか彦根に来る機会がありません。 彦根へお宮参り(1)

新快速に乗って、彦根にやってきました。彦根は、冬には雪が降るほど寒い土地です。お雛祭りは終わった後ですが、三寒四温が続き、彦根は寒い風が吹いていました。

三宮から彦根までは、1時間45分程度です。

彦根の駅を降りると、駅前には彦根の一番の名所、彦根城に関する観光資源が、あちらこちらに掲示されています。なかでも、ゆるキャラの「ひこにゃん」は、彦根を代表したキャラクターです。

少し向こうに、彦根城の天守閣が見えます。彦根城まではJRから徒歩10分です。

駅前の広場には、ミニチュアの彦根城天守閣が飾られています。戦国時代の侍の夢は、一国一城の主になることでした。そのためには、戦場で武功を立てることです。

勤め人にとって、昔も今も、出世出来るかどうか、その鍵を握っているのは、誰の部下になるか、ということが、大きな成功要因です。

騎馬武者の銅像は、彦根の藩主、井伊家の家祖にして、彦根藩初代藩主、井伊直政の銅像(騎馬像)です。

「料亭旅館 やす井」に電話連絡すると、ほどなくバスで迎えに来てくれました。

今夜の宿、「料亭旅館 やす井」に着きました。やす井は、政府登録国際観光旅館の認定を受けた旅館です。

政府登録国際観光旅館とは…

政府登録国際観光旅館とは、1949年(昭和24年)12月24日に施行された、国際観光ホテル整備法に基づき、観光庁長官が登録を行った旅館やホテルのことです。

全国に旅館が1996、ホテルが1127あります。(平成16年度 総合政策局観光地域振興課調べ wikipediaより)

石畳の小径を通って行きます。料亭旅館 やす井に来るのは、これで2度目でやす井には、2009年12月にも来ています。

このときは、多賀神社に行った後、昼食を頂きました。大安で日曜日と続き、おめでたいので、料理旅館「やす井」さんでも、てんてこ舞いの忙しさで、結婚式の披露宴もあり、席に着いてもなかなかビールが出てきませんでした。

玄関を入ると、正面の畳の間には、5段の雛人形が飾られています。

料亭旅館やす井の廊下には、畳が敷かれ、スリッパを使わないで廊下を歩きます。

お部屋に案内される途中、中庭にしだれ梅がまだ咲き始めで、これが咲いたらどれだけ美しいかと、想像を掻き立てるような、立派な梅の木がひときわ目立っています。

旅館に入るのは、出来るだけ明るいうちに入った方が旅の気分が沸いてきます。ぎりぎりのスケジュールで、夜遅い時間に旅館に入ると、暗くて借景が見えないこともあります。これから部屋に入ります。

2014年3月8日(土)