道の駅 津田の松原で、さぬきうどんを頂きました。

津田の松原うどんは、肉うどんに甘い油揚げをトッピングに選ぶと、とても美味しい味になりました。 香川ツアー(1)

2月の寒い休日です。今日は何処に行こうか?と考えて思いついたのは、ちょっとでも暖かい四国地方です。

ここまで考えつけば、あとは出たとこ勝負で、いつものように現地でその都度その都度判断して、新しい発見を求めてドライブをしていきます。

淡路島を通過して最初に通る所は、鳴門市です。ここから道が分かれます。徳島に行くか、それとも香川・高松へ向かうか、瞬間に判断します。

大鳴門橋を通過するまでに、どちらにするか奧さんと決めることになります。これがいつものように、なかなか決まりません。

なんだかんだ言ってる間に、大鳴門橋は通過してしまいました。議論を重ね、選んだ道は、高松に向かう方向です。

高松を選んだのは、さぬきうどんを食べたくなったからです。

四国に入り、香川に入ると、道の周りに、町のあちらこちらに至るところにうどんの看板があります。

こうなると、うどんが食べたくなるのです。思い出すのは、津田のうどんです。津田のうどんを食べにいく事に決まりました。

奧さんのリクエストで津田まで来ると、東さぬき市の、知人のお家に寄りたいというリクエストです。

知人は、東さぬき市の冨田さんです。2010年8月に訪問しています。

事前に冨田さんに連絡すると、「津田でうどんを食べるのに、うちの家に来て食べたらどうですか?今から鍋焼きうどんを作るよ」と言ってくれましたが、あまりにも突然で申し訳ないので、お昼は済ませてから訪問することにします。

津田の道の駅に、うどん屋さんがあります。この道の駅は、実にあっけらかんとした、内容のない店です。 ほとんど買うほどの物も無いのです。

しかし、隣のうどん屋さんは美味しいのです。お店の前に立つと、本日のお勧めは、肉うどんです。

松葉博雄と奧さんは、どこに行くのかはすぐに決まらなかったのに、何を食べるのかはすぐ決まり、二人とも肉うどんに決めました。

肉うどんには、大と小があります。「どちらにしますか?」と尋ねられ、大かなぁ?と、少し迷いながら注文すると、調理係のお姉さんから「大はうどん玉二つです」と言われ、二つは食べきれないと思い、小にしました。

もう一つトッピングに、大きな甘いお揚げさんもお願いしました。油揚げの甘味が、肉うどんの肉汁と溶け合うと、とても美味しい味になります。

津田のうどんに来ると外せないのが、入り口に置いているおでんです。おでんはすじ肉、こんにゃく、ちくわを選びました。

もう一つ、おいなりさんも頂きたいのですが、夜の食事の事を考えて、ここは我慢です。

トレイにうどんと、おでんを乗せて、お会計をお願いします。沢山の品数を見ても、レジのお兄さんは、あっという間に値段を計算して、いくらなのかすぐに教えてくれました。

沢山選んで、二人で戴いても、うどんとおでん合わせて僅か1300円でした。うどんだけなら1100円です。とても安いことに驚きます。

四国と言えばお遍路さんの通う道なので、あちらこちらに弘法大師の御大師さんの言葉が掲示されています。

津田のうどん屋さんでは、花はいろ 人はこころ、と掲示されていました。

なるほど、良いことです。確かに、花は多彩多色があって美しさを感じます。人は、その人の心音を感じて、人らしさを感じます。

なかなか良い言葉だなぁと、感心しました。この言葉だけでも、これを知ると、うどん代の1100円が、ただになったような、気持ちの利得があったような気がします。

四国地域は柑橘類が盛んなところで、津田地方でも、すだちと、ゆずが沢山収獲されて、それがゆず唐辛子と、すだち七味になっています。

ひな祭りの時候なので、墨絵のお雛さんが飾られています。よその店で季節のお飾りを見ると、翻って、我が社ではちゃんとお雛さんがお店に飾られているか、気になってきました。

油揚げが入ったうどんの事を、きつねうどんと言います。きつねうどんにトッピングとして、わかめを頂きました。

熱いうどんに甘く煮たお肉と、甘タレの染みこんだ油揚げを絡ませて戴くと、こんなに美味しい肉うどんが、三宮のさんプラザの地下にあったらいいなぁと、つい、「あったらいいな」を言ってしまいました。

付近の地図を見ていると、今居るところは、さぬき市と東かがわ市の中間の所です。ここは、道の駅津田の松原です。津田の松原は素晴らしい所で、前回奧さんと散歩しました。

これから冨田さんの家に向かいます。

 

2014年2月6日(木)