初めてのすき家 広い店内をたった一人の女性スタッフで切り盛りしています。

すき家の社長は、小川 賢太郎さんです。会社名はゼンショーホールディングです。店舗数は1856店舗あります。 丹波篠山ツアー(1)

初めてのすき家です。これまですき家の牛丼を食べる機会がありませんでした。ドライブの途中、朝食を出してくれるお店は、ロードサイド店では、和食は限られています。マクドナルドや、ロイヤルホストなど、ほとんどが洋食系のファーストフードの店です。

パンは嫌い、バターは嫌いの松葉博雄には、炊き立ての白いご飯を出してくれるお店が大好きです。まいどおおきに食堂は、11時にオープンです。9時~10時くらいに、ご飯をいただくのは、なかなか難しいのです。

そんな環境下で、すき家の看板を見つけた時には、何の警戒心もなく、車を駐車場に入れ、お店に入りました。朝のすき家には、従業員はたった1人です。女性のスタッフが、店内も、ドライブスルーも、持ち帰りも、一人で切り盛りしています。

席に座ると、さっそく注文をうかがいに、店長の女性がやってきました。しばらく考えていると、「注文が決まったら、チャイムを押してください」と、いったん厨房に下がりました。

牛丼をお願いすることは、決まっているのですが、牛丼の注文には、いろいろな抱き合わせがあって、朝食セットとして、トン汁セットがありました。

トン汁三点セットをお願いすることにしました。奥さんは、朝食セットで納豆を追加しています。マクドナルドとモスフードの比較のように、吉野家とすき家の味の比較はあるのでしょうか?

考えながら、前に食べた、吉野家の牛丼のことを思い出しながら、すき家の牛丼をいただます。

味の濃さは、吉野家の牛丼のほうが、牛丼らしい濃さがあります。すき家の牛丼は、牛丼のおつゆがプレーンで、味に濃さがありませんでした。

松葉博雄の親から教えてもらったことは、太平洋戦争の頃は、国民全員が『贅沢は敵だ』と教えられていたそうです。朝の和食の少ないときに、どちらがおいしいなど、贅沢は言ってはいけません。

経営学的に気になるのは、わずか一人の女性スタッフで、お店の切り盛りをしていることです。支払いの時に、一人で大変ですねと声をかけてみると、お昼には応援が もう一人くるそうです。

開店準備として、お客様が席に着けば、すぐに基本セットがトレイに乗せられるように、厨房では準備ができています。

厨房の向こう側は、ドライブスルーの窓口になっていて、ドライブスルーの窓口の向かいが、レジになっています。

たった一人で、店内の20席と、外から車で注文してくるドライブスルー客への対応をしているようです。相当生産効率の良い造りです。このような効率的な動きを見てみると、わが社の経営改善は、まだまだ改善の余地があることを、知らされます。

食べなかったら、お昼まで気持ちがイライラする空腹状態も、すき家の牛丼を食べたおかげで、イライラはありません。緩やかな満腹感で、車に乗って、これから篠山にドライブに出かけます。

2013年1月23日(木)