八房和膳 鯉川 お富さんの歌にある「粋な黒塀…」の雰囲気のある、隠れ家的な造りのお店でした。【閉店】八房和膳 鯉川 はちぼうわぜん こいかわ

八房和膳 鯉川は、お富さんの歌にある「粋な黒塀…」の雰囲気のある、隠れ家的な造りのお店でした。美味しいお店の開拓に、鯉川筋の北にある、一軒家を改装した和食の店「鯉川」に、下見に行ってきました。

【閉店】八房和膳 鯉川 はちぼうわぜん こいかわ

平日のお昼のランチです。

少し足を伸ばして、鯉川筋を北に上って行きます。

途中、見えた景色は、生田神社です。

生田神社は、 もう少しすれば、

初詣の準備が始まります。

普段あまり通らない、夜の繁華街を歩いています。

昼間見るとあまり人通りはなく、

夜と昼の顔が違うようです。

夜の繁華街の近くに、

煉瓦造りの教会もあります。

目指すお店は、

「八房和膳 鯉川」です。

探すのになかなか苦労しました。

というのは、路地の奥の方にある

ごく普通の民家の造りで、

これが和食屋かと思うほど、

意外性のある民家です。

昔、春日八郎がヒットさせた「お富さん」の歌詞に、

「粋な黒塀 見越しの松に

 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん

 生きていたとは お釈迦さまでも

 知らぬ仏の お富さん エーサオー 玄治店(げんやだな) 」

といった歌詞があります。

その、粋な黒塀です。

材木を焼いて黒くした塀の作り方が、

昔流行っていました。

板にコールタールを塗り、

3枚を使って、三角形の筒を作り、

そこに火を点けて板を焼く方法です。

この店のアプローチは、岡山の和食店「穂浪」の造りに似ています。

≫2013年8月

予約無しでお店に入ったので、

客席を整えるまで玄関で立って待たされました。

しばらくして客席が空き、

通された部屋は、一つの部屋に

3席のテーブルがある和室です。

照明の傘も、昔ながらの磨りガラスの傘です。

お昼のランチは、

平日の12時半から14時半までで、

用意しているランチは、

八房和膳(刺身・天ぷら)2000円です。

不思議な感じです。

タイムスリップした感じです。

松葉博雄の子供の時代に戻ったような、家の造りです。

しばらく、料理が出来るのを待って

おしゃべりをしていると、

昔の友達の家に来たような感じです。

お昼のランチなので、ビールは飲めません。

安納芋の練り切り豆腐、

小松菜のお浸しが、先付けに出てきました。

お刺身は、日本海産のお魚が中心です。

今日の鯉川に来た理由は、実は下見です。

今日の下見で、お店と料理が納得出来れば、

次回にここでお祝いのお膳をいただく予定です。

お昼のランチなので、今の時点でのお客様は、

年配の主婦の方が多いようです。

従って、アルコールの注文はありません。

静かに昼食をいただいている方ばかりです。

夜になると、きっとお酒の注文がどんどん出ると思います。

カウンターにも、戸棚にも、

あちらこちらに銘酒が並んでいます。

インターネットで見つけたお店です。

実際に利用した方からの紹介ではないので、

下見が必要でした。

今日の下見で内容が確認出来たので、

予約を入れておきました。

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2013年12月3日(火)