ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)ビジョンケア カンパニー デイビッド・R・スミス(David R. Smith)社長のご紹介です。

デイビッド・R・スミス(David R. Smith)社長は、マーケティングの専門家です。フィリップ・コトラー(Philip Kotler)先生に匹敵するマーケッターです。

我が社は、1990年から神戸で、一番最初にジョンソン・エンド・ジョンソンの使い捨てレンズの市場開拓をしました。おかげさまで多くのユーザーを神戸市場で開拓しました。

しかし、ユーザーの皆様は、ジョンソン・エンド・ジョンソンのレンズの製品のことは知っていても、社長の事は情報に触れる機会がありません。そこで今回は、社長研究室でジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ビジョンケア カンパニー デイビッド・R・スミス社長をご紹介します。

デイビッド・R・スミス社長からのコメントです。

松葉社長の社長研究室に、寄稿させて頂くことを嬉しく思います。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ビジョンケア カンパニーは、さんプラザコンタクトレンズ様とのパートナーシップに感謝すると共に、私個人も松葉社長のご友情に感謝しております。

松葉社長からご依頼の「私の略歴」をご紹介させて頂きます。

1983年に新卒で入社したプロクター&ギャンブル社(P&G)を経て、私がジョンソン・エンド・ジョンソン (株)ビジョンケア カンパニーに入社したのは、1988年でした。

世界初の使い捨てコンタクトレンズである「アキュビュー」の販売を、初代営業部員の一人として担当しました。 米国勤務の後、ヨーロッパに3年間赴任しました。日本滞在は合計6年になります。最初の滞在は1997年~2000年、そして2010年に来日して現在(2013年)に至ります。

私も家族も、日本の生活を心から楽しんでいます。

東京の代々木公園の近くに住んでおり、うれしいことに、美味しい食べ物や、様々な娯楽や文化的なイベントが楽しめます。

特に、新しいレストランを訪ね、和食や色々な国の料理を味わうのが、私と家族の楽しみです。近くには神宮球場もあり、野球観戦には絶好の場所です。ちなみに、私も家族もヤクルト・スワローズのファンです。

日本はどこに行っても、皆さんとても親切で、気さくな方ばかりです。

日本は笑顔の国、そして、日本の食べ物は世界一だと思います。日本の旅行はとても素晴らしく、温泉でゆったりくつろげる伝統的な日本の宿もまた格別です。

日本中あちこち旅行しましたが、お気に入りの場所を一か所だけ挙げることができないくらい、どこも楽しい思い出でいっぱいです。

今年の夏には、私と妻とで、富士登山をしました。早朝に出発し、昼前に頂上に着き、五合目の駅に戻ったのは夕方5時で、非常に疲れましたが、壮観な景色を楽しみ、大きな達成感に浸ることができました。

松葉社長から、日本に住み始めて、何か戸惑った話や恥ずかしかったエピソードについて聞かれました。実はそういう話は少なからずあり、内緒にしておきたいのですが、1つだけお話しましょう。

1997年に最初に日本に赴任した当時は、日本語がほとんどわからず、日本のプロ野球のチーム名に、オーナー企業名がついているとは知りませんでした。

その何年も前に、「東京ジャイアンツ」や「広島カープ」という名前を聞いたことがあったので、日本のプロ野球チーム名も、アメリカと同じく「都市名+チームのニックネーム」(私の故郷のチームは「デトロイト・タイガース」です)という組み合わせだと思い込んでいたのです。

ですから、スポーツニュースを読んでいて、「日本ハムファイターズ」というチーム名を見て、「ハムファイターズ」というのが一体何なのかわからず、日本人の同僚に、「ハムファイターズというのは、『ポーク(豚肉)と戦う忍者』みたいなものかな?」と、尋ねました。

すると、大笑いされて、どんなに恥ずかしかったか、皆さんにもきっとお分かり頂けるでしょう。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(株) ビジョンケア カンパニーは、コンタクトレンズ業界において視力の向上(Quality of Vision)を通して、皆さんの生活の質の向上(Quality of Live)をお手伝いできますことを、幸いに思っております。

弊社のミッションは、「毎日、どこにでも、誰にでも、健康な視力“healthy vision to everyone, everywhere, everyday”」をお届けすることです。

私たちは、弊社のアキュビュー製品を使用されるお客様の、健康と安全を第一に考えており、特にコンタクトを使ってみようかと興味をお持ちの若い方々に、定期眼科検診を推奨していきたいと思っています。継続的に眼科を受診することは、非常に大切です。

コンタクトレンズの安全装用の推進に加え、私たちは、お客様のニーズやさんプラザコンタクト様や松葉社長を始めとする取引先のニーズにも応える新しいアキュビュー製品をお届けするために、全力を注いでまいります。

とても楽しい松葉社長のブログで、私の個人的なことをお話しする機会を頂き、大変光栄です。まことにありがとうございました。

このように、デイビッド・R・スミス社長からコメントを頂きました。デイビッド・R・スミス社長が、まだ営業部長の時代に、我が社に市場開拓の為に来られました。そのとき、デイビッド・R・スミスさんは、使い捨てレンズのお試しバージョンとして、7日分に小分けした、少量販売の提案がありました。

デイビッド・R・スミスさんの提案は、家族の体験からの引用でした。

グリコのいちごポッキーを例に例え、いちごポッキーの少量サイズの小箱をお試しに買ってみて、イチゴポッキーの美味しさを味わえば、次からレギュラーサイズのいちごポッキーを選ぶようになるから、このようなお試しがマーケティングに有効であるという意見でした。

なるほど、マーケティングの大家フィリップ・コトラー(Philip Kotler)先生に匹敵する程の提案でした。

 

2013年11月23日(土)