小倉の夜は、ナイトイン・モアで太鼓、ベリーダンス、ピアノの弾き語り、カラオケで皆さん寛ぎました。

小倉の夜は、ベリーダンスのレッスンです。太鼓のレッスンもありました。  北九州市小倉へ出張(8)

小倉の鍛冶町にある、ナイトイン・モアに案内されて、ついてきました。ここは、今回の勉強会のお世話をして頂いた、地元の経営者の顔の利くお店です。

カラオケ専門のスナックと思っていたら、もっと芸の深いお店です。リラクゼーションスポットになるそうです。

既に一組の先客がカウンター席に座って、飲んでおられます。そこに10名以上の団体客が入ったので、これでお店は超満員になりました。

座る席は、皆さんが顔を見合わせることが出来る、円形のサークル席です。

サークル席に座るとまずは、記念撮影です。これから、どんどんお酒を飲んで、羞恥心を捨てて、恥ずかしながらも歌って踊って、大騒ぎをする前の、まだまじめな顔が残っている時の写真です。

お店のママは、岩原未季さんです。毎日無法松の一生を歌って、太鼓をたたいているようです。その太鼓の音は、どんどんと重い波動で、飲んでいる皆さんのお腹に、響くように届いてきます。

お腹の太鼓も共鳴して、思わず手のひらでお腹をたたきたくなります。

太鼓の叩き手は、他にもいます。美波紗薫さんは、小さい時から民謡と和太鼓をして、日本民謡協会内閣総理大賞争奪戦で上位入賞しているそうです。他にも数々の大会で優勝経験があるらしく、披露してくれました。

さらに、驚いたのは、無法松の一生のイメージとは、ぱっとイメージが変わるほど、衝撃的なベリーダンスです。ベリーダンスと言えば、中東です。ベリーダンスは、中東を中心に踊られているものですが、歴史ははっきりしていないそうです。

ベリーダンスが終わると、女性を中心にして、ベリーダンスのレッスンです。

何しろ、腰の柔らかさ、腹筋の強さに、ベリーダンスの特徴があります。それを、今見ただけで真似をしようとするのですから、腸捻転を起こすかもしれません。

松葉博雄の奧さんは、皆に押されて、島倉千代子の『人生いろいろ』を歌い始めましたが、そのうちいつの間にか、ママの岩原未季さんが主導権を奪い、曲の半分過ぎの頃は、ママの独演になりました。

それでも一応は場の盛り上げ役をしてくれました。ここのお店のスタッフは、皆さん芸達者で、お客様を喜ばせ、寛がせてくれます。リラクゼーションとはよくいったものです。

西川さんも太鼓をたたき出し、大沼さんは上手な歌を聴かせてくれて、どんどん雰囲気が高揚してきました。西川さんは、皆さんの気持ちの盛り上げ方が上手です。

西川さんの太鼓で、すっかり、この場は楽しまないと・・・という気持ちになりました。

松葉博雄は、ベリーダンスについて踊ろうとしても、腰痛に悪いので駄目、何かを歌おうと思っても、声が出ないので駄目、出来る事は、このお店の売り上げ貢献に繋がる、焼酎のおかわりを続ける事だけです。

段々皆さん、盛り上がってきて、阿波踊りや、沖縄のエイサーのような、総踊りになってきました。

この、場の雰囲気の盛り上げ方は、これはさすがプロです。サービス業としては、見習うべき事が多くあります。

このとき松葉博雄の隣に座った、昼間は学生のヘルプのお嬢さんで、ベリーダンスの女性は、今日が誕生日なんです。と、一言もらしました。その言葉に、松葉博雄は早速反応します。

近くの席の皆さんに諮って、ママさんにお願いして、ベリーダンサーに、サプライズのバースデー祝いを提案しました。

お祝いは、シャンパンを一本抜いて、景気づけし、全員で、今日のベリーダンスのレッスンのお礼に、ハッピーバースデーを歌いました。

ベリーダンサーは、大変感激して、サプライズは大成功です。なんだか少し、涙ぐんでいました。

ピアノがあり、ピアノを弾く人が、ママさんの招聘でやってきました。これでまた、違ったムードが出ます。

そろそろ、時刻は23時ちかくになってきました。こんな夜遊びは普段していないので、もうそろそろ帰る頃です。

専門学校に通うヘルプのお嬢さんは、結婚式の演出や、司会の勉強をしているそうです。それなら、サービスマーケティングです。大阪市立大学大学院でも、結婚式のマネジメントの研究で、博士を目指している人もいます。

ナイトイン・モアでは、スタッフの皆さんは、お客様のくつろぎを演出する芸が増えると、時給が上がるそうです。なかなか良いシステムです。今夜はすっかり酔っ払って、奧さんにホテルまで連れて帰ってもらいます。

2013年11月19日(火)