博多料亭 稚加栄の理念 目配り、気配り、心配り 経営者は田原玉康さんです。

稚加栄は福岡店と小倉店があります。どちらも客席の真ん中に大きな生け簀があります。生け簀を囲んで、客席が広がっています。 北九州市小倉へ出張(4)

博多料亭稚加栄

店舗見学が終わった後は、

少し早いですが、お昼ご飯です。

新幹線小倉駅が見える、

大通りを横切って、これから向かう、

博多料亭 稚加栄に向かいます。

稚加栄は、以前に福岡でも利用したことがあります。

稚加栄の創業は、昭和36年6月で、

設立は昭和41年6月24日です。

設立とは、きっと法人化の事だと思います。

稚加栄の経営者は田原玉康さんです。

ビジネスを始めて軌道に乗り、

利害関係者も増えてくると、

個人企業から法人に組織を変えていくことがよくあります。

稚加栄の料亭は現在、福岡、小倉の二店舗です。

経営者は田原玉康さんです。

博多料亭 稚加栄 小倉店に、入ります。

お昼の12時前だったので、

客席は十分に空席がありました。

福岡店と同じように、生け簀が中央にあり、

生け簀を囲むようにカウンター席が広がっています。

「カウンターにしますか?お座敷にしますか?」

と尋ねられ、全体を見渡すことが出来る座敷を選びました。

畳敷きの座敷から見ると、

カウンター席は全体が見えます。

その向こうに、調理場も見えます。

板前さんが料理している姿も、

真正面に見えました。

稚加栄は安い

まず注文ですが、

定食の値段の安いのに驚きました。

和定食が1260円、煮付け定食も1260円です。

松葉博雄と奥さんは、

それぞれ和定食と煮付け定食を選んで、

分け合って食べることにします。

午後の予定があるので、

ビールはニセビールの、

ノンアルコールビールで我慢です。

和定食と、煮付け定食には、

カニを使った味噌汁も付いています。

さらに、てんぷら、茶碗蒸しもあります。

よくよく見れば、魚を料理した後にでる、

アラを使った煮魚で、特に刺身をとったあとは、

たくさんの周辺の魚のアラを利用して、

作った煮定食です。

サービス係の女性は、みなさん和服です。

和定食も煮付け定食も、

1260円で頂けると、安いなあと思います。

食後、お店を出るときも、

サービス係の仲居さんが、

3人も外まで見送りに出てくれました。

さすが、稚加栄の社長さんが目指している、

目配り、気配り、心配りが

実践されていることに、感心しました。

サービスを研究するものとしては、

どのように従業員教育を行っているのか、

こちらも気になります。

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2013年11月19日(火)