ドイツ料理といえば、フライドポテトだそうです。

ドイツから帰国して、これほど和食が美味しかったのか、噛みしめながら、お寿司をいただいています。万平

U君がドイツから帰ってきたので、リッキー君が遊びにやってきました。二人の男の子がキャッキャ言いながら、走りながら遊ぶと、かなりエネルギーを遣って、時差ボケもあり、U君は寝てしまいました。

リッキー君も寝てしまいました。子供が寝ているときに、親はゆっくり食事が出来ます。

センター街の「万平」に行って、お寿司を食べることにしました。U君のお父さん・お母さんは、日本食が恋しくて、帰国すると、和食を食べるのが楽しみになっています。

昨夜は松葉博雄が作ったすき焼きで、今夜はお寿司です。

晩ご飯を作らないで済むように、眠っているU君とリッキー君のお寿司は、持ち帰り用にしてもらいました。

帰国したばかりの親二人は、お寿司を食べながら、美味しい、美味しいと噛みしめています。

帰国すると、携帯電話の申し込みをして、国内用の携帯電話に変わります。街を歩いていて、ドイツの場合は、周りの人声や、広告や、看板は、頭の中をスルーしていたそうですが、日本に帰ると、周りの話し声や、街の騒音、目に見える広告・看板に、一つ一つ頭の中が反応しているそうです。

ちょっと聞いても、日本語の場合は、何を話しているのかが分かります。自分に関することなのかも分かります。

話の内容は、一つ一つ脳が判断して、話の重要度を決めているようです。これが、ドイツ語だと、話の内容を、重要性を、脳は一つ一つ判断出来ていなくて、スルーしているので楽だったようです。

和食が食べられない時は、頭の中に、帰国したらあれを食べたい、これを食べたいと、考えていたようです。

食べたいリストを、一つ一つ思い出して、食べたら、一つずつ消していくことになります。

鯛のあら炊きも、食べたいリストの一つです。これで鯛茶漬けをすると、とっても美味しいのです。

鯛のあら炊きは、とても脂がのっています。甘辛く炊いているので、これで出汁を取り、スープにして飲んでも美味しい位です。

ドイツでは生魚は買えません。生魚を食べるという風習が無いのです。お米に相当するのはじゃがいもで、じゃがいもの料理中心です。

和食のように、食材にはバラエティがあり、調理方法が古くから、伝統的な技術にまで発展している料理は、ドイツにはありません。

じゃがいもと並んで、かならず出てくるのはチーズです。

ドイツの食べ物の話を聞きながら、お寿司をいただいて、やっぱり和食がいいなぁという結論になりました。

日曜日の夕方なので、センター街の人出はいっぱいです。この万平に来るお客様は、やや年齢層が高く、常連が多いように思います。

隣の席に座った、後期高齢者の男性二人は、この後、神戸市長選挙の開票と、当選者がどうなるのか、ひそひそ話をしていました。勝ちそうな陣営の選挙事務所に行く相談です。

2013年10月27日(日)