魚屋さんの回転寿司「魚喜 神戸元町店」で昼食です。

魚喜は、有吉喜文さんが社長です。元町だけの店かと思っていたら、株式公開企業です。

9月の3連休の後半です。空はますます澄んできて、秋晴れのとっても良いお天気です。こんな連休中に、サービス業の人達は、休むことも出来ず、顧客サービスに努めるのですから、辛いものです。

お昼はどこにしようかと、奧さんと一緒に大丸方向に行ってみました。神戸肉100%のハンバーグセットもいいなぁと思って、店を覗いてみましたが、いっぱいなので見送りです。

元町通りを入っていきます。こちらも、普段とは違って、大変な賑わいです。

新しい店を見つけました。回転寿司のお店です。入り口には、鮮魚 魚喜直営の看板が出ています。このお店は、あちらこちらで見たような名前です。後から調べてみると、株式公開企業でした。

回転寿司なのに、店頭では、お持ち帰り用のパック寿司が用意されています。このパックでもいいのですが、座って食べる場所がいるので、お店の中で、列に並ぶ事にしました。

大変な行列で、入り口に到着順に名前を書いて、呼ばれるのを待ちます。

かなり待ちました。やっと二人席が空きました。

前の方が終わると、お店の従業員は、すぐに後片付けをして、次のお客様の為に、ランチョンマットをしいて、手ふきを用意してくれました。

回転寿司なので、ぐるぐるまわってくるベルトコンベアーから湯飲みや、醤油皿を取り分けていきます。

お茶の用意が出来ると、ぐるぐる回るベルトコンベアーから、好きなお寿司を選んでいきます。

回るお寿司を取り分けても、板前さんに注文して握ってもらうのも、値段は同じなので、出来るだけ自分の為に新しいお寿司を握ってもらう方が、得策です。

回転寿司がうまく回るかどうかは、お客様を上手く、効率的に回すことです。

魚喜のにぎり寿司は、しゃりが少なく、中高年には向いていますが、食べ盛りの人には、小さい感じです。だから、どんどん食べないと、満腹感が出ないのです。

食事時間は、だいたいお昼なら12時~1時の短時間です。この短時間に、出来るだけお客様の回転をよくする為に、席の入れ替えにどれだけ時間を短縮するか、これも効率を上げるキーポイントです。

お勘定のシステムが早いこと、ほとんどがバーコードを使った読み取りです。お皿の種類まで読み取っていました。

反対に、回転を悪くするのは、お喋りをしながら食べる、3~4人のグループです。なかなか一皿が空きません。

ビールを飲みながら、ゆっくりお寿司を頂いているお客様もです。席がなかなか替わりません。

ビールの単価は、回転寿司皿の一枚か、二枚分ですが、ビールを飲む時間と、一皿二皿を食べる時間は、かなり違いがあります。

お昼休みの回転寿司なので、ビールも飲まず、食事時間は早いものでした。

さて、お勘定ですが、お皿の色別で、計算するのかなと思っていたら、お皿を読み取り機で読んで、それがレジに通り、レシートが出てきました。

二人で食べて2,685円です。中トロや、蒸し穴子を頂いても、上にぎり寿司定食9貫1,280円とほぼ同じです。

今日偶然入った、魚屋さんの回転寿司、魚喜神戸元町店で学んだことは、回転寿司の経営で大事な事は、寿司を回転させる事よりも、お客様や、客席をいかに早く、いかに付加価値の高いお皿を、沢山回転させるかが、お店の回転に大きく関わっていました。

魚喜は、株式公開企業です。代表取締役社長は、有吉喜文氏です。

2013年9月21日(土)