リーマンショックから5年、日本国債の急落するXデーが起こらないように、政府は安全運転をお願いします。

国債発行も、塩分も、過ぎたるは猶及ばざるが如し 国も個人も、Xデーが来ないようにご用心!

2度の3連休の後の週になると、お彼岸も近く、お天気は一年の中でもベストな頃です。2008年9月15日の、リーマンブラザーズの破綻から始まる、リーマンショックから、早くも5年です。

今朝の日本経済新聞を見れば、近づく消費税の引き上げ、つまり、消費税が5%から、8%に引き上げられる事への、警戒的な記事がありました。

自民党が政権野党の時代に、『Xデー』について、警戒的な議論をされた事が紹介されていました。Xデーとは、日本国債が急落する日の事です。

国債の大量発行が続けば、財政はきわめて厳しくなり、財政再建が進まなければ、やがて国債が急落する、Xデーが避けられないと議論していたそうです。

今回の消費税引き上げの報道でも、財政再建の為の引き上げは、いつの間にか、国土強靱化への財政支出が中心になっています。そうするとまた、国債の発行が増えて、結果として財政再建は先に延びてしまいます。

これが、『古い自民党』の体質です。増税しても、公共工事費が増税分を担保に、国債の大量発行に繋がれば、何をしているのか分からなくなります。

5年前のリーマンショックから、やっと立ち直ろうとしている時に、国債大量発行による、国債価格の急落があっては、Xデーが本当の事になってしまいます。

毎年、岡山の親戚から贈られてくる「翠峰」です。この時期、楽しみに待っています。美味しく頂きました。

朝ご飯を食べながら、なんだか不安な気持ちになってきました。自民党が野党の時代には、冷静に議論されていたことが、与党になり、アベノミクスがうまくいきそうになり、東京オリンピック招致が成功すると、またまた大きな公共工事が、いくつも息を吹き返すかもしれません。

朝ご飯を食べて気になることは、食材の中に含まれた塩分です。塩分は、少なければ味がはっきりしません。美味しくする為には、塩分を濃くしなければ美味しくなりません。

しかし、過剰な塩分をとり続けていると、やがては血管が詰まるかもしれません。脳の血管が詰まれば、もうアウトです。これと同じように、国債発行がなければ、景気回復の政策が美味しくありません。

かといって、大量国債発行で、景気回復を美味しくすると、Xデーを迎える可能性も早くなります。

日本のXデーと、松葉博雄の塩分過剰のXデーを考えると、どちらも胸が詰まる話です。

目の前の和食は、どれも美味しくて、美味しい原因は、塩を使っているからです。

今日は日曜なので、オープン時間は12時です。いつもよりは、少しゆとりのある朝です。リーマンショックの思い出から始まって、日本のXデーを連想する朝食になってしまいました。

2013年9月22日(日)