山代温泉では、お散歩号に乗ると便利です。

お散歩号でゆげ街道を一周すると、山代温泉の主な名所が回れます。北陸加賀 山中温泉(7)

山中温泉湯気街道をピストン運送するお散歩号に乗って、山中温泉のメインロードを車窓から見て回ります。これは便利です。女性のバスガイドさんの案内もありました。

バスに乗って、山中温泉の市街地をカメラで写真を撮ろうとすると、一番良い席はどこでしょうか?考えたのは、後部座席です。後部座席に座って周りを見れば、右側だけとか、左側だけとかという偏りがありません。

湯快倶楽部のよしのや依緑園は、湯気街道に面して、ひときわ大きなホテルでした。

山中温泉の温泉街にあって、地元の人も利用するのが、元湯の菊の湯です。

隣接する山中座は、山中の芸能が鑑賞できるホールです。

こんな所に、亡くなった森光子一座の記念館がありました。バスガイドさんのお話では森光子さんと親交の深かった森喜朗元総理の肝いりで、ここに記念館が出来たそうです。

お散歩号は、誰も乗ってきません。松葉博雄の家族3人の貸し切り状態になっています。

温泉を利用して、リハビリをする病院もありました。

お散歩号は、乗り降り自由で、1周するとおよそ40分です。1日10周あるそうです。

バスを降りて、再び黒谷橋を通って、花紫に戻ります。

行きたかった鶴仙渓の川床は、時間の都合であやとり橋の上から見ただけでした。

花紫のチェックアウトは12時です。花紫から加賀駅までは、またホテルの社員の方が車で送ってくれました。運転をしていただいた社員の方と雑談をしたとき、昨夜の食事でサービス係をしてくれたさくらさんが、とても気がつく人だったとお話しすると、「さくらさんは私と同期なんですよ」と驚きのお話です。

この運転をして頂いた社員の方とさくらさんは、今年の春入社した同期という事でした。花紫は従業員の方はおよそ60名で、社員の教育は花紫の女将さんが行っていて、顧客サービスについても細かい指導があるそうです。

加賀駅に近づくと、向こうの方に大きな金色の観音像がみえます。これは、日本経済がバブル期の時、この地域にお寺を建てて、観音像を建てて、観光資源にした方がいたそうですが、今では地域の困った存在になっています。

加賀温泉駅前広場には、市制40周年記念の石碑がありました。平成10年5月に加賀市長の矢田松太郎さんが建立しています。

加賀温泉駅から金沢に向かいます。

金沢市の駅前には、まもなく金沢が新幹線で東京と繋がることを期待して、垂れ幕がありました。東京と金沢は、北陸新幹線により、2015年春には2時間半で繋がるそうです。こうなると、これまでの金沢と関西の関係は、金沢と東京の関係に埋もれてしまいそうです。

これからが、今回の旅行の最大のお目当て、金沢市の『小松弥助(こまつやすけ)』に、駅からタクシーで向かいます。金沢観光ガイドタクシーの乗務員の宮丸都雄さんは、金沢の歴史と文化について、分かりやすく説明してくれました。

 

2013年8月24日(土)