主婦の喜びは、上げ膳据え膳です。座っただけで、食べて帰れるのが、盆休みの喜びです。

主婦の喜びは、上げ膳据え膳です。座っただけで、食べて帰れるのが、盆休みの喜びです。みんなで朝ご飯、みんなで昼ご飯、みんなで晩ご飯、料理を作る人も、食べる人も、片付ける人も、お休みで、みんな平等です。 孫達との夏休み(6)

阿波踊りを徳島まで見に行って、

U君とリッキー君の、二人の孫が、

甚兵衛さんを着て、幼い体で手振りで拍子をとって、

阿波踊りのリズムに合わせて足を動かせる、

可愛い踊りを夢見ていたものの、

初めての阿波踊りの熱気に圧倒され、

上手くサーフィンの波に乗るように、

阿波踊りの波に乗り損ねてしまいました。

一夜明けて、昨夜のことは、

もうあまりこだわりが無いようです。

早くも次の遊びに取り組んでいます。

2歳と3歳の頃は、わずか1年の違いで、

体の成長や、分別に大きく1年が影響します。

年長のすることに、年少が追随します。

つまり、U君がリーダーで、

リッキー君はフォロワーの関係になっています。

朝ご飯は今朝も、

9時半になるのを待って、

渡舟食堂に日参です。

以前の、淡路フェリーボートの発着場であった大磯港は、

その後次第に山から流れ込む砂で、

少しずつ港が埋もれていっています。

海水浴には都合の良い、

遠浅の海岸が生まれています。

朝ご飯を食べたと思えば、

しばらくすればもう昼ご飯です。

喫茶店「ルート28」で、昼ご飯です。

松葉博雄は、2012年11月にも、このルート28に来ています。そのときは石焼きピビンパを頂きました。

今回は、焼きそばとサラダ、

ご飯、味噌汁、お漬け物の付いた定食と、

和風ハンバーグの野菜添え、サラダ、ご飯、

味噌汁、お漬け物がついた定食にしました。

お盆休みなので、

主婦には台所の負担が無いのが一番です。

主婦3人は、外で食べられる幸せを味わっています。

お昼のおやつです。

おやつといっても、

熱中対策を兼ねたおやつです。

リッキー君とU君が、

交替でかき氷製造機のハンドルを回します。

松葉博雄も、幼い時にはかき氷を作るのが大好きでした。

自分の分だけでなく、

家族のみんなのかき氷を作っていました。

兄弟間では、かき氷を作ったくらいでは、

大きな感謝は得られませんでした。

夕方になると、カニ籠を引き揚げに行きます。

U君とリッキー君は、自分の手柄にしたくて、

僕がする!、僕がする!、と、

引き揚げの係を主張して、なかなか主張が収まりません。

皆さんが、休憩しているときに、

松葉博雄は子供達を喜ばせるために、

スーパーマーケットに行って、

魚のアラを買ってきました。

大きな獲物を得るためには、初期投資が大切です。

昨夜のカニ籠の餌にしたのは、鯛のアラです。

鯛のアラは、スーパーで比較的安く売っています。

鯛のアラをカニ籠に入れたので、

今度は幾分自信があります。

夕方にカニ籠を投げ込んで、

後は成果を待ちます。次に晩ご飯です。

今夜は焼き肉にします。

国道31号線を通って海沿いに、

晩ご飯のお店を目指して、車で向かいます。

段々日が落ちてきました。

立秋を過ぎて、少しずつ日の暮れるのが

早くなって来ている気がします。

海に太陽のオレンジ色の跡が付くことを

オレンジロードというそうです。

まともに見るとちょっと目を痛めそうな、

夕日の強い光が、

こちらに向かって差してきています。

心理学者のユングは、

40歳を「人生の正午」と例えていました。

それなら松葉博雄は日暮れ時、U君やリッキー君は、

時計の針を一回り遡って、早朝になるでしょうか。

淡路城が見えました。

改修か、塗装し直しているのか、

城の周りに足場が組まれています。

松葉博雄のご一行様は、全員で7名です。

皆さんがそれぞれ、あれを食べたい、これを食べたいと、

それぞれリクエストすれば、

夕食の話はまとまりません。

そこで、鶴の一声で、「今夜は焼き肉」と、決めました。

これから焼き肉屋さんに向かいます。

2013年8月14日(水)