淡路市夏祭りの花火大会の花火は、国営明石海峡公園付近で、打ち上げられました。

淡路市夏祭りの花火を見ようと、大磯海岸で待機していましたが、花火の会場は、国営明石海峡公園側でした。 淡路の花火 淡路(1)

夏祭りの季節です。第8回淡路市夏祭りには、5000発の花火が打ち上げられる予定です。

土曜日の夜なので、仕事が終わると、すぐに淡路島に行き、淡路市夏祭りの花火大会を見に行きます。

花火は、日が暮れて、周りが暗くならなければ始まりません。

早く始まらないかなぁと、気持ちは焦っていても、日が沈まないことには、どうにもなりません。

花火が始まるまで、腹ごしらえです。

渡船食堂に行って、お刺身で、ビールをいただくことにします。

今日の渡船食堂のショーケースには、蛸が沢山並んでいました。

蛸のお刺身を見ると、つい手が出ます。

三原の蛸も美味しいのですが、淡路の蛸も美味しいです。

お刺身をいただきながら、お店の小橋さんに、花火はどこで見ると良いのか、尋ねてみました。

浜辺に行けば、どこからでも見えるそうです。

渡船食堂を出た頃には、少しずつ周囲が暗くなっています。

先日買ってきたハイビスカスの苗を、植木鉢に植えているので、様子を見に行くと、ちゃんとハイビスカスの花が咲いていました。

東浦の漁港に映る月は、少しずつ明るくなってきています。

あの月が、よりはっきり見える頃には、花火の打ち上げの音が聞こえる頃になります。

奥さんと一緒に、渡船食堂で聞いた、浜辺の方に、夕涼みをかねて歩いて行きます。

今夜はこの辺りの別荘地も、花火大会を当て込んで、お庭のある家では、お庭でバーベキューをしていました。

大磯の浜辺に着いた頃は、もう足許が暗くて見えない頃になりました。

こんな時間に、周りで花火大会が始まろうとしているのに、周りに人はいません。

目を凝らして見れば、磯の端で、投げ釣りをしている人がいます。

竿の先には、蛍光の明かりが光っています。

どうも変だなぁ、神戸港の海上花火大会なら、花火海上の付近は、人で溢れています。

それが、大磯の浜辺で、花火を待っているのは、松葉博雄と奥さんの二人だけです。

間もなく、20時になります。

そのうち、周りに人が集まってくると、思っていたのに、夜釣りの人以外は居ません。

すっかり暗くなったのは、20時過ぎてからです。

20時20分頃から、遠くで花火の音が聞こえてくるようになりました。

どうやら、全く別の場所で、花火大会が始まっているようです。

これは大変、大急ぎで、座っていた砂浜から立ち上がり、もたもたしている奥さんを急かして、場所移動に取り掛かります。

浜辺の上に上がらなければ、国道に出られません。

何とか登り口を見つけて、国道に出ました。

国道から、神戸の方向に向かって見ると、花火が見えてきました。国道の上り車線は、大渋滞です。

大渋滞の原因は、側道に車を停車して、花火を見ている人が多いことと、運転席から花火を見ながら、ゆっくり車を走らせているので、上り車線は大渋滞です。

これは大変と、奥さんとウェスティンホテルがある方向へ、急ぎ足です。

花火観賞用に持ってきたビールが、歩くのに重いので、飲みながら移動です。

10分ほど歩いて、ほどよい場所を見つけました。

ちょうど芝生もあり、ここで座り込んで、花火見物です。

下り車線の車のヘッドライトが、まぶしく見えてきます。

ヘッドライトに視線が当たらないように、上空を見ると、花火は少しずつピッチを上げて、どんどん上空に花を咲かせています。

淡路市は、5000発も花火を打ち上げるのですから、かなり裕福な都市と思います。

ずいぶん前ですが、まだ国営明石海峡公園が出来る前、合併して、淡路市が出来る前、この辺りの浜辺で花火大会の鑑賞にきたことがあります。

その頃は、会場は浜辺で、見物人も少なく、むしろを敷いて、海辺の近くでゆったりと花火大会を見た思い出があります。

今日の淡路花火大会は、神戸には及ばないものの、普段に比べると、大変な人手と、車の行列です。

落ち着いて花火を見ることが出来ました。神戸なら帰りが大変です。

混雑があり、三宮駅に戻るまでが、大変な人出です。

ここ淡路島では、国営明石海峡公園のウェスティンホテルが見えるあたりが一番の賑わいです。

花火大会目当ての宿泊客も多く、ホテルの部屋の明かりは、普段と違ってほぼ満室です。

帰りは下り車線が渋滞です。ホテルの前には、サマーウェディング相談会の照明広告が目をひいています。

クーラーが備わったことで、8月のホテルでの結婚式は、少しずつ浸透しているように感じます。

2013年7月20日(土)