露天風呂(みはらし温泉)から見る瀬戸の夕暮れ

露天風呂(みはらし温泉)から見る瀬戸の夕暮れ

露天風呂(みはらし温泉)から、ポンポンポンと音を立てて航行する、ポンポン船が見えます。 お墓参りに広島へ(2)

露天風呂(みはらし温泉)の源泉は、地下2000mから湧き出る海水温泉です。

三原の街を通って、JR呉線に沿って海沿いの道路を走ります。進行方向は下りの竹原方向に対して、左手は瀬戸内海です。

三原から呉まで、JR呉線は瀬戸内海の景色が続きます。各駅停車に乗って、景色を見ながら、お弁当を食べながら、できたらビールを飲みながら、走りたい路線です。

日没前なので、瀬戸の夕暮れが見えました。小さな魚釣船が夕方の漁をしています。

瀬戸内海の小魚は、アコウ、メバル、カレイ、タモリ、など、とても美味しいのです。

瀬戸の夕暮れに、気を奪われて、対向車とぶつかってはお墓参りに行く意味がなくなってしまいます。慎重に車の運転を続けていると、今日の宿、目指す宿の『みはらし温泉 夢の宿』に着きました。

駐車場に車を入れて、ロビーに向かいます。

ロビーに向かう途中も、瀬戸内海の島がいくつも重なって見えます。

チェックインを済ませて、大急ぎで行った場所があります。それは、夢の宿の露天風呂です。

露天風呂は屋上にあり、この露天風呂からは、目の前の瀬戸内海に行き来する船が、まるでジオラマのように見えます。

屋上の露天風呂は、ここから身を乗り出して、落下しないように、フェンスを張っています。

夢の宿の源泉は、地下2000mから自噴する、天然温泉です。本来は無色透明ですが、法律によって、消毒剤を入れることで茶褐色に変色しています。

源泉は、海の水とまったく同じように、塩辛くて、飲めるものではありません。海の水そのものです。しかし、温度も熱く、浸かると体が軽くなります。しばらく極楽のような、至福の時間です。

2013年6月5日(水)