社会人大学院生の質問に 経営学を教える先生達は緊張していたそうです

兵庫県立大学大学院経営学研究科は、社会人コースを2000年から開設しました。

『MBAの会』親睦会のご案内のハガキを頂きました。

場所は、三宮交通センタービル10階 『燦(SUN)』です。

ここはサントリーが経営するお店です。

従って、ビールはモルツしかありません。

MBAの会が結成されていたのは、2004年3月です。

あれからもう、9年経過しています。

三宮の交通センタービルに繋がる陸橋を歩きながら、

左手に見えるのは、

我が社のさんプラザコンタクトレンズがある、

さんプラザビルと、

本社があるセンタープラザビルです。

交通センタービル10階に来てみると、

MBAの会の幹事役を務めてくれている、

江上豊彦さんと、小林豊弘さんが、

エレベーターの出口の所で待ってくれていました。

午後一時からの予定になっています。

燦の一番奥の部屋にある、個室に皆さん集合していました。

ここから見る景色は、

三宮の中心部が見通せるとても良い眺望です。

前俊雄さんが来られています。

前俊雄さんは、兵庫県立大学大学院で、

博士号を目指して研究が続いています。

2000年4月から神戸商科大学では、

社会人大学院生を募集し、

その第一期生として、

松葉博雄は大学院生として学びました。

あれからもう13年です。

今日は、当時の指導教授の小西一彦先生と、

中橋国蔵先生がMBAの会の親睦会に参加されています。

沖縄のパーティーなら、席に着いた時から、

ビールや、泡盛を飲み始めますが、

ここ神戸では、ちゃんと段取りがあって、

主催者や、司会者の挨拶から始まり、

なかなか乾杯にまで、一直線には進みません。

度々会っている人もいれば、

久しぶりにお会いする方もいるので、

ご挨拶は静粛にして聞いています。

松葉博雄は、小西一彦先生が指導教授で、

マーケティング理論を学びました。

2005年5月には、小西一彦先生は、兵庫県立大学を退任され、退官記念感謝祭をしました。

あるとき、小西先生に、

「会社を立ち上げて、10億円規模の売り上げを維持して、

30年も会社経営する方が、 

経営学を研究して、

博士になるより難しいですよ」

といわれた事がありました。

そのときは、会社を経営するより、

博士を目指す方が、難しいと思っていました。

しかし、会社経営にはこれでよいという終わりが無くて、

博士号の取得には、ゴールがありました。

やはり、小西先生の言われた通り、

安定した会社の経営を続ける方が、難しいようです。

乾杯が始まるまで、

およそ20分ほどビールのお預けがありました。

目の前のビールが、松葉博雄を呼んでいました。

早く飲まないと、冷たいビールがぬるくなるよと、

ビールが呼んでいました。

小林豊弘さんが隣の席です。

今日の親睦会の会計係です。

燦の個室で、コース料理を食べて、

飲み放題で、3000円は、ちょっと無理じゃないかと、

会計の心配を話すと、

「松葉さん大丈夫!」と言われました。

2名の欠席者がいて、料理が2名分余っています。

勿体ないですが、飲み始めると、

飲む方に気持ちがいって、

食べる方に気が回っていません。

時間の経過とともに、最初の席から、

別の席へと移動が始まります。

さすがに二人の先生方は、席を移動しません。

中橋国蔵先生は、経営戦略論が専門で、

今日の参加者にも、中橋ゼミの人が多くいます。

中橋先生は、2000年の頃を振り返って、

「松葉さん、経営者の大学院生は、

経営学者の言ってる事をどんな風に思って聞いてたでしょうか? 

ひょっとして、ほんとかな?と、

思ってたんじゃないですか?」と、

当時を振り返った話になりました。

中橋先生、小西先生、実践経営と経営理論は、

確かに違いもありますが、

両方が融合される方が、

経営は強くなると思って、

松葉博雄は一生懸命講義を聞いてました。

2004年には、中橋国蔵先生の退任慰労会をしたのも思い出です。

「確かにそうでしたね、松葉さんは、

一番前に座って、真っ先に手を上げて、

質問を繰り返すと、ドキドキした先生もいましたよ」と、

大笑いになりました。

上羽孝昌さんとは、Facebookで顔なじみです。

時々、コメントをもらっています。

最後の食事の〆は、土鍋で炊いた、

煮穴子と枝豆の蒸しご飯です。

飲むことばかりだったので、

最後の蒸しご飯は美味しかったです。

1時から始まって、

3時半まで、150分の宴会でした。

中橋国蔵先生は、閉会の挨拶をされました。

中橋先生とお会いしたのは、2009年2月のMBAの会以来です。

とても懐かしく、積もるお話をしました。

MBAの会は、最初は研究会中心でしたが、

研究発表者の確保に、段々行き詰まってきました。

それで、堅苦しい研究会は、

昨年から親睦会に方針を変えて、

年に1、2回、飲み会中心の懇親会になりました。

神戸商大(兵庫県立大学)の大学院を離れて、

松葉博雄は、大阪府立大学と

大阪市立大学の大学院に進学したので、

自分の研究に集中したため、

MBAの会には、ご無沙汰をしていました。

MBAの会が親睦会になれば、

出席のハードルも低くなりました。

最後は、小林豊弘さんの音頭で、

MBAの会と、出席者の皆さんの

ご健勝とご多幸を祈って、一本締めです。

 

2013年6月2日(日)

社会人大学院生の質問に 経営学を教える先生達は緊張していたそうです” に対して2件のコメントがあります。

  1. 松井英郎 より:

    先生方や皆さん、お元気そうでなによりです。
    松葉社長のブログで当日の様子が手に取るようにわかり
    ありがたいです。遠方ゆえ参加がかないませんでしたが、
    欠席者の方の美味しそうな食事に思わず私も補欠でネット参加
    したい気分になりました。(国政選挙もAKB総選挙も在外
    投票できる時代ですので)
    みなさんのご活躍に負けぬよう下名も遠方で努力します。
    みなさん、上海へも是非お越しください。

    1. 松葉博雄 より:

      松井英郎 様

      コメント有り難う御座いました。
      先生方とお話をすると、社会人大学院一期生の印象は、とても強く残っているようです。
      先生方も、その後学校がかわっても、我々のような勉強熱心、かつ手強い学生は他にはなかなかいなかったようです。

      以前のMBAの会が、交流会の目的に変わった為、皆さんが集まりやすくなりました。
      帰国の際は、是非参加して下さい。
      松葉からのお願いは、上海の様子もお知らせ下さい。
      宜しくお願いします。

      松葉博雄 

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