同期会をするなら、新緑の5月です。

同期会をするなら、梅雨入りの前の5月です。 同期生と神戸淡路旅行(1)

同期会をするなら、寒さから解放されて、暑くなる手前の五月晴れの5月です。

松葉博雄は、同期会の幹事役をこれからします。案内するのは、神戸と淡路島です。実際に計画を練って、スケジュールを決めて、宿を確保し、値段を交渉し、ほとんどの計画を采配したのは、松葉博雄ではありません。

最初に、新幹線を利用して遠くからやって来る友人を、新神戸駅で出迎えします。

3人を出迎えて、この後、最初の予定地の酒心館に向かいます。

酒心館は、いわゆる灘五郷の一つ、御影郷の造り酒屋福寿のお店です。

灘のお酒は、地下に宮水が豊富に流れている事と、近隣からお酒に適した酒米が沢山入手出来た事、そして、消費地の大阪が近かった事、これで発展してきました。

瓦葺きの門をくぐって、福寿に入っていくと、正面には、しだれ桜が、ついこの前に咲き終えて、今は葉桜になって、出迎えてくれます。左側には、大きな楠が光るような新緑で、まるで服を新調したように立っています。

福寿の酒蔵のような一隅で、蕎麦を中心にした食事を頂きます。

蕎麦と日本酒は相性が良いようで、福寿の蕎麦は、二八蕎麦で、つなぎ粉を2割使ったおそばです。

皆さんがそろったところで、食事の前にご挨拶です。大事な事は、その前に、会費を頂く事です。

言いにくいことは先に言って、皆さんがそろった時に、今回の会費2万4千円を申し受けしました。

皆さんが食べている間、お金を数えていると、皆さんは、乾杯が先と、松葉博雄を待ってくれていました。慌てて席に戻り、まずは、今日の同期会に集まれた事と、これまで健康で過ごした事を感謝して乾杯です。

車を使った移動なので、運転する人は、残念ながら、お酒は飲めません。

松葉博雄は、神戸が地元なので、皆さんに神戸のお酒を飲んで頂こうと、予算に入っていなかった福寿を購入し、皆さんに飲んで頂く事にしました。

一升瓶で買おうとすると、真っ昼間から、ビールを飲んで、更に清酒を飲めば、この後ふらふらしてくるので、一升瓶はやめたらどうかと、至極常識的な提案があり、小さいサイズの福寿になりました。

昨年のノーベル賞を受賞した、山中伸弥教授のノーベル賞授賞晩餐会でも、福寿が飲まれたそうです。そこで、今日の同期会にも、この福寿が経営する「神戸 酒心館」を選びました。

2013年5月9日(木)