鯉のぼりとバーベキュー:甍(いらか)の波と雲の波 孫のリキィー君と大磯の庭で炭火焼き

鯉のぼりとバーベキュー:重なる波の中空(なかぞら)を 淡路(2)

孫のリキィー君と大磯の庭で炭火焼き

鯉のぼりとバーベキュー:

橘(たちばな)かおる朝風に、高く泳ぐや、鯉のぼり。

野外で炭火を起こして、

魚介類を中心とした炭火焼きのバーベキューの始まりです。

私は家庭サービスのホスト役です。

特に、孫のリッキー君が喜ぶように、野外で食事をします。

リッキー君のために、鯉のぼりを立てています。 

空を泳ぐこいのぼりを見ると、

今年も子どもの日がやってきたなぁと実感します。

炭火が強くなるまで、

とりあえず筍の皮付きを焼いてみます。

なかなか火が通りそうもないので、

時間がかかりそうです。

今日のお天気は、複雑な山のお天気のようです。

日が差すと暑くなり、上着を脱ぎたくなります。

ところが、影になり、雨が降るのかと

心配になるような厚い雲も出て来ました。

鯉のぼりは風が止まると垂れ下がり、

風が吹くと泳いでいます。

セレモニーとしては、まずは母親役に感謝をする、

カーネーションの花束をテーブルの真ん中に置き、

お母さんに感謝です。

リッキー君は、普段と違う親たちの行動で、

すっかり嬉しくなっています。

鯉のぼりとバーベキュー

マルナカで買ってきた魚介を水洗いして、

塩分を落とし、トレイに並べてみました。

アワビが目を引きます。獲れたてのアワビです。

タチウオは、銀紙に包んで焼くことにします。

白身の魚なので、リッキー君が喜びそうです。

料理屋さんやレストランで、

アワビを一個丸ごと注文すると、相当な値段がします。

しかし、魚屋さんでアワビを買えば、

そんな高くはありません。

しかし、街の魚屋さんでは、

アワビを生かして売っている店もそんなに沢山はありません。

玉ねぎと、女性の好きな鳴門金時は、

アルミホイルで包んで、蒸し焼きです。

これが、南太平洋の島なら、

バナナの葉に包んで、蒸し焼きにするところです。

美味しそうだと思う反面、

焼き殺しをしているのかと思うと、残酷なものです。

下から炭火の熱い炎がホタテ、サザエ、

アワビの殻を焼いています。

しばらくすると、ホタテの蓋が開いてきました。

味付けは、醤油をほんの少し垂らすだけです。

炭火に醤油が煮立ってくる匂いがして、

ビールを持つ手が、匂いに反応して堪りません。

リッキー君は、炭火の側に寄ると、

炭火が時々破裂するように飛び散るので、

少し怖くなったのか、近付きません。

2歳半にもなれば、おしゃべりも弾んできて、

時々仕切りや指令の言葉が出ます。

野外で太陽の日に当たり、

ゆっくりとしたペースでバーベキューは進んでいます。

松葉博雄は炭火の強さの加減をして、

魚介類の焼き方を心配して、

時々ひっくり返して位置を変えて、

まるで炉端焼きのおやじをしています。

リキィー君 関連記事 アーカイブ

2013年5月2日(火)