淡路市大磯の飲食店は少なくなりました。海鮮料理えびす亭で夕食

淡路市大磯から淡路市大磯浜まで、歩いて海鮮料理えびす亭に行きました。

海鮮料理えびす亭では、

一番人気は海鮮丼、

二番人気はさぬき鍋セットでした。

淡路島の大磯港と、神戸の須磨港を結ぶ

淡路フェリーボートが就航していた頃、

大磯港に土産物屋を開いていた『えびす』には、

毎日大変なお客さんがいました。

淡路フェリーボートが就航をやめたのは

、明石海峡大橋が完成したからです。

今日大磯に来てみると、頼みの渡船食堂は臨時休業です。

その向かいの小磯は定休日です。

こうなると、食糧供給を絶たれた状況になります。

そこで、滅多に行かない、えびす亭に行ってみる事にしました。

えびす亭のお店の中には、お客様は一組だけです。

仕事帰りのサラリーマンのおじさん達が

今日の一日の反省会をしているようです。

お店の人に、「人気のメニューはなんですか?」

と尋ねると、一番人気は海鮮丼だそうです。

それにします。一番人気の海鮮丼にします。

奥さんは二番目に人気のさぬき鍋セットを頼みました。

お座敷に座り、周りを見ると、お座敷にはお客様は誰もいません。

こうなると、二人でいるのが居づらくなります。

真横に調理場が見えます。調理場では、

調理人が一人注文を受けて料理を作っていました。

聞こえてくるBGMはハワイアンで、

それもヨーデルのような裏声で歌う、

音程の高い細い声を長々と引っ張って歌う歌で、

なんだかお寺のお経のように聞こえてきます。

これではお店の空気を読んで選曲したようには思えません。

テーブル席のグループの人達は、家に帰る途中なのに、

えびす亭で食事をしながら飲んでいます。

こうなると、料理を作って待っている奥さんはどうするのでしょうか?

いつもいつも、外で食べて帰れば、料理を作るのも精が出なくて、

作らないときに限って旦那さんが早く帰ってきて、

「飯はまだか」と言って、それが喧嘩の始まりになり、

家庭不和が始まる、そんな光景が目に浮かんできます。

海鮮丼と讃岐鍋セットを二人で食べた後、えびす亭を出ます。

レジの横に生け簀があります。

生け簀を覗いてみると、とても深い水深です。

お店のおじさんの話では、水深は1m50あるそうです。

幼い子供が落ちると、掴まるところもない深い生け簀ですが、

しっかりと防御柵が付いているので安心です。

2013年4月26日(金)