傷ついた鶏の遺棄相次ぐ沖縄 糸満市議会、闘鶏の禁止求め意見書 逃げ出した闘鶏用の鶏

 

傷ついた鶏の遺棄相次ぐ沖縄 糸満市議会、闘鶏の禁止求め意見書

 

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逃げ出した闘鶏用の鶏 闘鶏用の鶏が住み着いている、床下に行ってみました。第139回沖縄訪問(9)

片山さんのお家がある近くで、以前に闘鶏の為の鶏を飼っている人がいました。

そこには、闘争心溢れる闘鶏用の鶏が、沢山飼われていました。

その内の雌1匹が小屋から逃げ出したのか、今でも自活をしています。

闘鶏用の飼育小屋は取り払われ、今では畑になっています。

その闘鶏の飼育小屋から逃げ出したという、見るからに強そうな鶏が、

片山正喜さんの家の床下に住み着いています。

この辺りには、猫や、マングース、ハブなどの天敵がいて、

鶏にとって決して安住の地ではありません。

それが、片山正喜さんの家に住み着いて、最初に挨拶代わりにと思ったのか

、一日一個卵を産んで、片山正喜さんを喜ばせました。

産卵は3日続くと止まり、その後は餌をあげても、

優しくしてあげても、猫を追い払ってあげても、卵は産んでくれません。

情が移ったのか、留守をする時には、ちゃんと餌を余分にあげて、

食料に困らないようにもしてあげています。

そんな話を聞いたので、松葉博雄も鶏用のお土産を持って来ました。

それは古米です。古くなったお米を鶏の餌にあげてくださいと、片山正喜さんに渡しました。

片山正喜さんは、鶏は市販の餌の方が美味しくて喜ぶと思っているそうです。

そんなことは絶対にありません。一番美味しいのはお米です。

昔の諺に『お米を食べる穀潰し』とあるように、鶏はすずめを追い払っていました。

鶏にとって、穀類の最高峰であるお米が食べられるなんて、

なかなか機会があるものではないのです。

そういって片山正喜さんに、一度鶏に例え古米であっても、

お米をあげてみたら絶対喜ぶよと、よくよく話して、鶏にあげるように勧めました。

早速、鶏の住んでいる床下のえさ箱にお米を入れてみると、

予想通り、鶏は大喜びでこれまでの餌の食べ方とは違う態度です。

闘鶏が食べてる畑の野菜

片山さんのお家の前に行って、少し野菜を分けていただきます。

戴いたのは、地主さんが作っているほうれん草です。

逃げ出した闘鶏は、畑の野菜を自由に食べています。

沖縄では作っている人の側にいって、ちょっと会話をして、

この野菜少し下さいと言えば、気持ち良く分けてくれます。

片山さんの畑には、昨年の台風を生き抜いたミニトマトが元気です。

これでもミニトマトかと思うほど、ピンポン球よりももっともっと大きいミニトマトです。

 

片山さんの家の庭は、昨年の3度に渡る台風来襲で、

めちゃめちゃに痛みつけられました。

庭の方から海を見ると、宇堅ビーチが見えます。

松葉博雄の奥さんは、お料理用の菜っ葉を畑からいただきました。

沖縄の気温は暖かく、植物の成長は早いので、台風で痛みつけられた、

背の高い植物のパパイヤ、バナナは、2年もすればまた実をつけるほど成長します。

敷地のあちらこちらに、意図的に植えているものもあれば、

自然に生えてきた植物もあり、

あちらこちらに食べられそうな植物が根を生やしています。

闘鶏もここなら自由に生きられています。

2012年12月31日(月)

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