30代・40代・50代に男がしておくこと、プレジデントに鈴木健二さんが言っていた事と似たような事が掲載されています。

30代・40代・50代に男がしておくことは、今も昔も、仕事、趣味、結婚、子育て、家を建てる、収入を増やす、教育、中には独立、資産形成などです。

30代・40代・50代に男がしておくことは、将来を予測して、最大効果の計画を立て、リスクを最小にする事です。

大阪市立大学大学院の明石芳彦先生の主催する、博士ゼミの年初の始まりは、1月7日(月)からです。年始客がまだ続く中、夕方6時前には仕事を切り上げて、安売りチケットで阪急梅田三宮間の切符を往復用に2枚買うと、620円が600円になり、20円安くなります。

ホームに上がると、丁度梅田行き特急電車が出たばかりでした。次の特急まで15分程待ちますが、列の先頭に立っているので、座って梅田まで行けそうです。

梅田駅は三宮駅に比べると、はるかに多くの乗降客がホームを行き交いしています。

ホームを出て、エスカレーターで下へ降りると、その先が阪急百貨店へと繋がっています。阪急百貨店では、年末のショウウィンドウが、年始のおめでたい、松竹梅をテーマにしたディスプレイに変わっています。

特に、梅の古株を活かした生け花は、尾形光琳の琳派の大胆な構図を思わせる生け方です。

地下道に進むと、広場にある自由の女神が、松葉博雄の進む先を指さしてくれています。大阪市立大学の梅田キャンパスに着くと、入り口で村田光男さんがベンチに座っています。

「どうしたのですか?」と声をかけると、足を痛めて、痛みを辛抱しながら来てみたものの、疼いてとても研究どころではないので、「松葉博雄さんすみませんけど、明石芳彦先生に、今日はゼミをお休みすると、伝えて下さい」と頼まれました。

図書室で、面白い本はないかと雑誌をみてみると、『いる社員 捨てられる社員』の見だしで、プレジデントが目を惹きます。

恋愛話ではありませんが、あのとき、こうすれば良かった、ああすれば良かった。でも、『愛する事は後悔をしない事だ!』と、置き換えても、通用しそうな人生の選択ストーリーを書いています。

NHKの人気アナウンサーであった、鈴木健二さんが書いた本に、『男は20代に何をなすべきか』、『30代に男がしておかなければならないこと』、『男が40代にやっておくべきこと』がありました。これはシリーズもので、30代になって、『30代にしておかなければ~』の本を読んでも手遅れです。

松葉博雄の場合は、一つ前の世代にその後来る世代の本を、10年前倒しにして読んでいました。読んで為になったのは、人生の過ごし方は皆違っても、しておくことはほとんど同じ事なのです。

仕事、趣味、結婚、子育て、家を建てる、収入を増やす、教育、中には独立、資産形成など、男子が20代から社会に出て、円熟期を迎える50代まで、予め起きそうな人生ドラマは、ほぼ同じ課題が待ち受けているのです。

掲示板を見れば、博士学位授与審査にかかる公聴会の案内が掲示されています。終わってみれば過去の事ですが、その当時は、博士学位授与審査の公聴会といえば、頭がくらくらする程、プレッシャーの強い関門でした。

今日も教室に一番に着きました。部屋の暖房をつけて、明かりをつけて、博士ゼミが始まるまで準備をします。パワーポイントを使うので、パソコンもセットアップしました。

今日の報告発表当番は、サービスマーケティングのテーマで、中西智江さんです。

報告が終わると、明石芳彦先生から、論文の書き方について指導があります。ゼミに参加する人にはそれぞれ専門分野があるので、発表されているテーマに近い分野を研究している人がコメントを次々に述べていきます。

発表報告をした後、どんなコメントが出るのか、発表者にとっては緊張です。松葉博雄の場合は、言われたことを聞き逃さないようにする聴講と、聞くだけでは忘れてしまうので、メモをとり、記録しておこうとする行動が重なり、とても焦っていました。

聞く事と、書き留める事が同時に出来なければ、ボイスレコーダーを使って記録をとり、後から何度も聞き直せば、落ち着いて発言の意味を反芻する事が出来ます。

公聴会が始まれば、主査や副主査の先生方は、審査にエネルギーをとられるので、博士ゼミもそろそろ終わりになります。先生方は、修士課程の修士論文を指導する作業もあります。とっても忙しい時期になります。

2013年1月7日(月)