何話そうか 独立開店の苦労話かな?それとも、経営の話かな?何話そうかな?

何話そうかな? どんな演出をすれば、お客様がまた来てくれるのか、マーケティングの話かな? 加藤陽一さんが営むBAR Collage

何話そうかな?どうしてBAR Collageを始める事になったのかとか、どれだけお客様が来れば経営が安定するのかとか、それとも、会社を辞めて独立した決心の話かな?

何話そうかなと思ったのは、クリスマスの夜の事です。神戸、三宮山手通りのCollageで、ボシュロムを辞めて独立開業した加藤陽一さんと、松葉博雄、そして奥さんとお祝いの乾杯です。カクテルを作ってくれたのは、加藤陽一さんの弟の加藤剛さんです。

ボシュロムの元社員で、さんプラザコンタクトレンズを長らく担当してくれた加藤陽一さんは、2012年の5月に独立してお店を始めました。お店はコラーゲンを使った洋酒BARです。

ボシュロムの嶋岡邦寿さんと一緒に、加藤陽一さんのお店に開店祝いに行く計画を前からしていましたが、なかなか一緒に行く機会が持てず、このままだと年を越してしまいそうなので、クリスマスの夜、松葉博雄と奥さんの二人で、お店を探しながらやって来ました。

初めて探すには難しいお店ですが、一度分かると、行きやすい場所にありました。お店に入ると気になるのは、カラオケがあるかどうかです。ない方が好きです。

加藤陽一さんの店には、カラオケは置いていません。純粋なBAR一筋を貫いているようです。スナックなどで寛いでいる時に、カラオケを強要されるのは好きではありません。

コラージュはカラオケがないので、安心して座っていられます。カクテルを作る担当は、弟の加藤剛さんです。大阪北新地で6年バーテンダーの修行を積んだそうです。

松葉博雄は、バーボンのジャックダニエルを選びました。一杯目はストレートです。二杯目は水割りです。奥さんはカクテルです。

お店を始めるとなると、自分であれもこれも準備する事になり、初めてビジネスの立ち上げが大変なのだと分かったそうです。

自分でビジネスをすれば、誰からも命令や指示を受けることもなく、自由に思うようにビジネスが遂行できます。いわゆる自由業の喜びがあり、とっても自分に向いているそうです。

経営状況はどうでしょうか?まずは開店資金、毎月の固定費はどうでしょうか?固定費を超えて、そこからやっと経営者に支払われる給料としての取り分が生まれます。

お店の営業時間は、夕方6時~翌朝の5時迄です。これは昼夜逆転の生活です。もちろん、お客様の見込みがない時は、早じまいをするそうです。

食べるものは乾き物類程度です。これならお客様が来なくて、売れ残りになる事はありません。

「何かめっちゃ美味しいものはないですか?」と尋ねてみると、「梅酒はどうですか?この梅酒はフランスで作った、サントリーの梅酒です。」

梅酒なら、六甲の庭で、淡路の庭で、収穫した梅で作った梅酒が松葉博雄の家にもあります。でも、おフランスのサントリーさんの梅酒となれば、きっと上品な梅酒です。梅酒を頂く事にします。

コースターは、明かりの色が変わるコースターです。一口飲んでみると、流石、フランスはパリの洗練した香りがしました。

今夜のクリスマスケーキの代わりに、加藤陽一さんは、うちの奥さんの為に、チーズケーキを用意してくれました。

チーズケーキの上に花火を立てて、花火にそっと火をつけると、夏の日の線香花火を思い出すような、パチパチと小さな破裂するような花火が、薄暗いcollageの部屋に咲きました。

奥さんは大喜びです。バーテンダーは、女性の気持ちを引き出すような演出が求められます。つまり、非日常的な空間を作る事です。

お酒を飲むだけなら、家でも飲めます。結婚して生活が始まれば、外で飲むお金も惜しくなります。それを上回る、ロマンティックな雰囲気を演出すれば、たまには外でお酒でも飲みたいとなってきます。

加藤陽一さんが言うことには、会社員を辞めて、自営を始めて、BARのカウンターに立つと、これまで接触する機会のなかった人達、話す事がなかった会話、知らなかった他人の人生を知る事ができて、とっても充実しているそうです。

カラオケもない、飲食もなければ、バーテンダーとお客さんの向かい合った、真実の瞬間がずっと続きます。ごまかすことの出来ない会話が中心です。

そのためには、頭の引き出しに沢山の話題を入れておき、相手に応じてストックから出してくる、聞き上手・話し上手の才覚が求められそうです。

2012年12月25日(火)



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