これも心配、あれも心配、シニアになると眼の悩みが出て来ます。

これも心配、あれも心配、シニアになると眼の悩みが出て来ます。眼の悩み 週刊ポスト 特集第一弾

これも心配、あれも心配、シニアになると眼の悩みが出て来ます。週刊誌でも眼の悩みが詳しく記載され、読者も熱心に読んでいます。

2012年12月14日付けの週刊ポストに、目に関する記事が載っていました。

眼の悩み【白内障、緑内障、黄斑変性】 劇的に改善する最新治療大全 というタイトルが、表紙に出ていましたので、思わず手に取り、見てみます。

ページを繰ると、その中面のタイトルには、眼の悩み「4大疾病」とありました。

週刊ポストのいう「4大疾病」とは何でしょうか。

一般の方でも分かりやすいように、シンプルに図解されていました。この「週刊ポスト」は、もちろん、眼の専門雑誌ではないので、このようにかみ砕いた説明にするという、読者に優しい工夫がされています。

シニア世代の「眼の4大疾患」とは、

①「老眼」

②「加齢黄斑変性症」

③「白内障」

④「緑内障」

と言われています。

「60代以上の8割が罹患! ぼやける、かすむ、ゆがむ、見えない…」

本文を読んでみると、この「8割」は、白内障の罹患を指しているようです。白内障は、多くの人が悩む“国民病”ともいえるもので、福田康夫 元首相や、女優の中村玉緒さんなど、多くの有名・著名人も、過去に手術を受けているようです。

「白内障について、たった3~4分で日帰り可能な眼内レンズ手術『プレチョップ法』」とあります。

三井記念病院の赤星隆幸医師が考案したフェイコ・プレチョップ法は、最近TVやメディアで見かけます。

手術時間の短縮、超音波施術時の負荷の軽減、視力の回復など、従来の一般的な手術と比較して革新的な部分があるようですが、その反面、施術用の機材が高価で普及しづらいなど、この治療法が一般化するには、若干の課題を抱えているようです。

週刊ポストのこの特集では、この他にも、「インプラント手術」(緑内障)、「マクジェン」ルセンティス」(加齢黄斑変性症)、「モノビジョンレーシック」(老眼)と、話題の新技術を紹介していました。

これらの最新治療法の是非はともかく、読者が情報を得られて、選択出来る、ということが重要なのではないかと思いました。

記事を読んで、思い当たる症状があれば、まず眼科専門医の受診をお勧めします。

2012年12月4日(火)