メニコン Magic の販売政策に、経営学の理論で意見交換です。

メニコン Magic の販売政策に、マイケル・ポーターの「競争の戦略」を用いて、経営学の理論で意見交換です。

メニコン Magic の販売戦略に、「競争の戦略」や「失敗の本質」などの経営学の理論で意見交換です。

今年6月に来られた、メニコン国内特販本部 Magic営業推進部の橋本渉部長 と、同・推進リーダーの久保田永佳さんが11月の月末の支払日に、Magicのマーケティング政策のために来られました。

メニコンの使い捨て1dayタイプ「Magic」は、どうすればその特徴がお客様に理解されるのか、話し合っています。

2012年の8月から販売が本格的になされていますが、まだ充分な生産量が整っていません。そのため、全国の取引先の中でも、ある程度重点政策を掲げて取扱先を絞って販売しています。

今日のお話では、Magicを収納する特別のコンパクトサイズで収納用具も開発していました。コンセプトはデザインにあります。

Magicをどのような戦略で販売しようとしているのか、概要をお聞きしました。新しい製品を市場でどのように販売していくのかは、マーケティングで視る場合もあれば、戦略論で視ていく場合もあります。

戦略で視ていく場合は、マイケル・ポーターの「競争の戦略」が参考になります。メニコン社が考えている戦略が、マイケル・ポーターの戦略論と整合しているかどうか、話しました。

マイケル・ポーターの「競争の戦略」は、一つの理論です。しかし、実践では理論通りにいくかどうかは別問題です。理論と実践が融合しているかどうかを見ていかなければなりません。理論からあまりにもかけ離れた実践であれば、立ち止まって考え直してみる必要があります。

もう一つ、理論があります。それは、Harvard Business Review誌で取り上げられた、「日本軍『戦略なき組織』失敗の本質」です。経営学は周辺の研究分野から理論を借用している学際的な分野なので、軍事戦略からも理論が借用されています。

2012年11月30日(金)