文化の日に、日本の文化として、神戸中央区相楽園で、菊花展、深山幽谷の池泉回遊式庭園、和装結婚式記念写真、屋形船など、日本の文化にたっぷり浸りました。

神戸中央区 相楽園で開催されてる菊花展を見に行きました。 文化の日(2)

相楽園の池には、江戸時代、

姫路藩主が河川での遊覧に使っていた

『川御座船』の屋形部分だけが陸あげされています。

相楽園の菊花展を見た後は、異人館に入り、

異人館での結婚式を思い出して、

そういえば、11月の祝日となれば、

きっと結婚式場は、今日は大賑わいだろうなぁと思います。

相楽園の庭をまわってみます。

19,566㎡の広さの敷地の中にある庭園は、

池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)日本庭園で、

飛び石や石橋を渡り、水の流れや滝など、

町にいて深山幽谷の趣が感じられます。

池の端に行くと、鯉が寄ってきています。

対面の向こう側には、船屋形が見えます。

江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた

『川御座船』の屋形部分だけが陸あげされたものです。

ここでも結婚式が出来そうです。

こんなに良い日よりで、文化の日なら、

結婚式を相楽園で挙げている人もいそうです。

まわりを油断無く目を配ってみると、いました、いました。

結婚式が終わり、披露宴も終わったのか、

新郎新婦が和服姿で、記念写真を写している、

写真専門家集団がいました。

カメラマンがポーズを付けています。

羽織紋付袴姿の新郎が、相合い傘の傘を傍らに置き、

赤い毛氈を敷いて、新婦の膝枕を楽しんでいます。

新婦は、よしよしと、甘える子どもをあやすように、

新郎を膝に頭を枕代わりにさせて、あやしています。

あまり長くこの姿勢をしていると、

きっと、しびれが新婦にくると思います。

相楽園の庭園を鳥瞰できる場所が高台にあります。

ちょっと上がってみます。

少し高い築山には、庭全体を見渡す場所がありました。

ここから見ると、梅も桜も、もみじも、つつじも、

季節は一年にわたり、

花が咲くように庭に配置されています。

神戸の中央区で、県庁の直ぐ近くに、

こんな深山幽谷の場所があるとは、ちょっとした穴場です。

月見の頃には、池に映る満月を、屋形船から、

一杯飲みながら眺めれば、どんなに風情があるのか、

思っただけでも味わってみたいものです。

池を巡って、そろそろ帰る頃、

出口の近くに、ハート型の菊の鉢が、

個々で写真を撮ったらいいですよと、

黙ってても分かるように、ベンチがありました。

相楽園にお弁当を売っていたらいいのですが、

相楽園では、ゴミの問題もあり、

食べ物は一切販売していませんでした。

相楽園を出て、東の方向に歩いていると、ラッセルホールがあり、

一階の入り口から直ぐに食堂に入れるので、

ここで奥さんと昼食を頂く事にします。

注文した料理は、なんと、

ステーキが1000円、カキフライも1000円です。

沖縄で食べる黒松のステーキでさえ、200gで1500円です。

こんなに安くて大丈夫かなぁと、安すぎてかえって心配です。

しばらく待っていると、鉄板の焼けるような熱さの上に、

じゅうじゅうと油のしたたるステーキがテーブルに出てきました。

ステーキセットには、スープ、ごはん、デザート、

そして、コーヒーまで付いています。これで1000円です。

随分安いようで、なぜ安いのか、

きっと公務員の共済組合なのかなぁと、予想しました。

ここは兵庫県庁の周辺なので、

公務員関係の施設が沢山ありました。

相楽園から、県庁の見える元町地区まで来ると、

ここから三宮までは、歩いて帰れます。

文化の日に、菊花展、深山幽谷の池泉回遊式庭園、

和装結婚式記念写真、屋形船など、

日本の文化にたっぷり浸りました。

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2012年11月03日(土)