最近の若い人は、果物を食べるのも面倒くさいと言って、あまり食べていないようだ。そこで、親心で、いちじくとバナナを用意した結果、大好評。

金城正則さんから贈られて来たバナナと、淡路で買ってきたイチジクを従業員の皆で頂いて大好評。

最近の若い人は、果物を食べるのも面倒くさいと言って、あまり食べていないようだ。いちじくは、漢字で書けば無花果と書く。花が咲かないで実がなるからである。

いちじくを別の漢字で書けば、唐柿とも書く。それは、唐から伝わった柿のようであるからである。

子どもの頃を思い出すと、拙宅にも唐柿の木があり、唐柿が実っていた。ある日、父と母、そして4人兄弟の家族の会話で、「うちの家には柿の木がない」と、長兄が言ったとき、幼い頃の松葉博雄は、直ぐに「うちには唐柿がある」と答えて、父と母が大笑いした事を思い出す。

2012年の今年は、いちじくが大変美味しい年である。多分、天候のせいであろう。春先から雨が少なく、日照りが続いた。近畿地方では大雨も降らず、台風も直接は来なかった。農作物には恵まれた天候が続いている。

そんな訳で、美味しいイチジクが頂ける当たり年には、例年以上にいちじくを沢山食べるチャンスである。家族だけでなく、社員の皆さんにも、これは一緒に賞味するべきであると考え、沢山買ってきた次第である。

丁度この頃、沖縄恩納村で、松葉博雄が畑を借りて育てているバナナの木にも、たわわに実がなった。台風が来る前という絶妙のタイミングで、金城正則さんがバナナを収穫して送ってくれた。

このバナナは、沖縄でも上等な島バナナである。普段見慣れた輸入バナナとは甘さが違うのだ。

これだけあれば、社員全員に1人1本配布しても、まだ余りそうで、争奪戦は避けられそうだ。

いちじくは、血圧を下げ、便秘を緩める効果があるが、バナナはどうだろうか?

消化液の分泌をよくするなど食欲増進に有効なビタミンB1と、目・皮膚・口内の粘膜の発育を助ける作用、細胞・エネルギーの再生、エネルギー代謝を促進する作用があるビタミンB2が含まれている。

最近の若い人達は、あまり果物を食べないと言われているが、その理由を調べてみれば、皮を剥いてまで食べるのがめんどくさい、値段が高い、というのが一番多い。

その点、松葉博雄の若い頃は、家の周りは果物があり、学校の帰りに、皆と一緒になって、梅の実、すもも、いちご、枇杷、いちじく、ザクロ、ぶどうなどを、ちょっとおねだりして、頂いていたのを思い出す。

2012年9月10日(月)