親子水入らずのニューカレドニア旅行で良かったね。

親孝行してもらって良かったね、娘が旅行について来てくれるなんて、相当な親孝行ですよ。ニューカレドニア旅行記(4)

日本の中国山地に似たような景色です。でもよくみると、農家のひとつひとつの農業規模がとても大きな規模のように見えます。

家の周りには、草木を植え、防風林としてニアウリで囲っています。

元々原住民の土地だった場所を、どのようにして農地に変えていったのかは分かりませんが、祖先伝来の農耕地を子孫に伝えていると、日本の場合は土地がどんどん小さく小規模の農家になってきました。

その点、最近になって開拓した場所は、土地の相続を繰り返していないので、一区画が大きく、ゆったりとしています。

律令時代の昔から、相続で子ども達に田畑を小さく分けていくことを「田分け」といい、土地を小さく分けて、共倒れになることを田分け者と言っていました。日本では、土地を小さく分けては、農業が立ち行かないのです。

果樹園を案内して頂いて、木についた果物を見せてもらいました。

ユーカリの葉に似た木が、あちらこちらに見られます。強い独特な匂いをもっています。

ニューカレドニアにも、猫が居ます。この猫は、日本で見る猫とそっくりです。鳴き方もニャーォと鳴いています。

よくみれば、日本にいる猫と、ニューカレドニアに住んでいる猫は、まんだか目が違うように思えます。猫も、ニューカレドニアに合った顔をしているように見えました。

農家の家の周りは、日差しを防ぐ為に、風をよけるために、高く茂る木を沢山植えています。バナナの木も、7・8mはありそうです。

ブランコを見つけて、娘は喜んでブランコ遊びをして、まだまだ子どもです。

丘の上から、下の麓を見ると、洋風の建物がいくつか並んで、集落を作っています。映画のセットの様な綺麗な集落です。昔に見た、アメリカの西部開拓史の時のような造りです。

ニューカレドニアは亜熱帯気候に属し、年間平均気温24℃前後で初夏のさわやかさが1年中続く、大変すごしやすいところです。

1年の気温の変化は比較的少なく、もっとも暑い2月ごろで平均気温27℃、もっとも涼しくなる7月が20℃ぐらいです。

南国の強い日差しを浴びてかいた体の汗も、日陰に入ればすぐに乾いてしまう、カラっとした暑さがニューカレドニアの気候の特徴といえるでしょう。

牧場では、乳搾りを体験しました。今は機械化されていますが、手でミルクを搾るのは、大変根気がいる仕事でした。

娘の夏休みに合わせて、急に思いたったニューカレドニア旅行は、準備不足で、後から思えば、もっと準備していけば良かったなと思いました。

でも、娘がついてきてくれる海外旅行なんて、この先あるかないか貴重な旅行でした。

1999年8月


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