丹波市青垣 宝珠園のぶどうを狙うのは、アライグマとカラスです。

丹波市青垣の宝珠園のぶどうを狙うのは、アライグマとカラスです。一番美味しい頃を狙ってやって来ます。
有馬経由で青垣ツアー (4)

丹波市青垣 宝珠園のぶどう園

丹波青垣の宝珠園のぶどうを狙うのは、

アライグマとカラスです。

最近よく聞く、人が夜中に

ごっそり盗んでいく被害はありません。

アライグマは夜に、カラスはお昼に、

美味しいブドウを狙って侵入してきます。

道の駅青垣を出ると、

今日の主な目的地の宝珠園ぶどう直売所に一直線です。

でも、一直線と言っても、時々道を間違えています。

言い訳のようですが、道を間違えるのは、

カーナビがこっちに行くようにと、

その通りに行くと、また同じ場所に戻ってきて、

カーナビに遊ばれたようです。

宝珠園を経営するのは、芦田則夫さんです。

芦田則夫さんから、今年8月に枝豆を沢山贈って頂きました。

宝珠園では、お家の前にテントを張って、

臨時販売所を設営しています。

但馬のまほろば 産直の会が、

新鮮・安心 但馬の野菜果物を販売しています。

以前に、名刺は回るという記事を書きました。

花川梅蝶師匠に渡した名刺が、

回り回って、また戻って来る話です。

似たような事が今日ありました。

宝珠園に偶然、

ブドウを買いに来てた方とお話をしました。

この近くで、古民家の手打ちそば屋

「三津屋 妹尾」のオーナー、妹尾栄二さんです。

昨年、丹波青垣の蕎麦屋 大名草庵の西岡芳和さん

松葉博雄の名刺を渡したところ、

西岡芳和さんは、同業の三津屋 妹尾の妹尾栄二さんに、

こんな人が来たよと話をしたそうです。

それで、松葉博雄の名刺を見ると、

知ってますと繋がりました。

お客さんがブドウを買いに来ると、

宝珠園の奥さんは注文を聞いて

ブドウ園に行き、ブドウを摘んできます。

松葉博雄も後ろから付いていき、

ブドウ畑に入れてもらいました。

ブドウ栽培のご苦労話を聞かせてもらいました。

最近は宝珠園のブドウの味が口コミで広がり、

お客さんが増えたそうです

が、その次の課題は、後継者の問題があります。

農業を継ぐ事は大変な事です。

ブドウが実ると、この辺りでは

アライグマがブドウを狙いにやって来ます。

アライグマは枝に登って、ブドウをかじるそうです。

そこで、アライグマ対策に、

根本に滑りやすい波板で囲って、

アライグマが滑って登れないようにしています。

空からはカラスです。

カラスは美味しい頃を狙って、

少しの隙間でもあればくぐり抜けて入ってきます。

そこでブドウ畑の棟と棟の間には

細い糸を張り、カラスの翼が糸に当たると

驚くように仕掛けをしています。

沢山のブドウ畑は、

収穫時期が微妙にずれるように、

品種を替えて栽培しています。

8月から始まり、10月まで

ブドウの収穫が続くように

品種のリレーになっています。

宝珠園の畑を一回りすると、

ブドウだけでなく、

これからは10月の収穫に向けて

丹波の黒枝豆が沢山栽培されています。

丹波の青垣に吹く風は、

朝顔の花をゆっくりと揺らしています。

風に揺れた朝顔の花は、

もう少しで夏から秋へと

季節が変わるようなメッセージが伝わって来ます。

2012年9月6日(木)

丹波市 宝珠園ぶどう直売所 秋の味覚と和室cafe(1)

直売です。売り手と買い手が、

直接、売り買いすることが、直売です。 

直売は、直買いです。 

流通経費、中間経費が節約されます。

先週、丹波市青垣地区をドライブしてみると、

かなり青垣は奥が深いなぁと思いました。 

そこで、今回も丹波市青垣地区に

ドライブに出掛けることにしました。

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秋の空の澄みとおった青空の下で、

舞鶴自動車道路を走ります。

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神戸市内を走る阪神高速道路に比べると、

舞鶴自動車道路は、カーブも少なく、

交通量も少なく、走りやすいです。

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今日の青垣地区訪問は、頭の中では、

新しい蕎麦処を見つける事にあります。

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もうひとつ、今日の目的は直売で買うぶどうです。

 先週の日帰りツアーで、

帰り道に葡萄を買うつもりでしたが、予定が上手

く行かず、直売葡萄は見送りになってしましました。

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そういうことなので、

もう一度丹波市青垣の方へ行って、

今日こそ直売葡萄を買おうと思います。

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じゃんけんは、「最初はグー」と言うように、

青垣地区には、

最初は夢楽市場(むらいちば)です。

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夢楽市場では、夏野菜はすっかり影を潜めています。 

代わりに、実りの秋を連想させる、

毬付きの栗が並んでいます。

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まるで、湯上がりの美人と

すれ違った時に感じるような、

甘い香りが漂っています。

 その湯上がり美人の正体とは、金木犀です。

金木犀のこの甘さの匂いはなんでしょうか?

なんだか、湯上がり美人の後をついて

歩きたくなるような甘い香りです。 

金木犀の香りを、トイレの芳香剤に

エステー化学が変えてしまいました。

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夢楽市場の向かいの畑には、

休耕地を利用して、コスモスが畑一面に咲いていました。 

以前に、この近くの氷上町のコスモス畑を訪れました。

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今日も、休耕地のコスモス畑に、

畦道を伝って降りて行きました。 

コスモス畑には、雑草も生い茂り、

草を分けて深く入っていくと、ズボンや

服には、雑草の種がしっかりくっついて来ました。

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お昼ご飯に、別のお蕎麦やさんへ

行こうと思っていましたが、営業日が土日

祝日のみでした。 今日は木曜日なので、定休日です。 

お昼ご飯にと思っていたところが閉まっていたので、

困ってしまいました。

とりあえず、先に宝珠園ぶどう直売所へ行って、

直売の葡萄を買うことにします。

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丹波市青垣の宝珠園のぶどう

宝珠園は、味の実力もさることながら、

マーケティングが優れています。 

道案内の看板が、要所要所に上がっていて、

道を間違える事無く、

宝珠園直売所につきました。

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宝珠園の、看板娘の販売担当者に声をかけてみると、

なんと宝珠園の直売は、

今日が最後だそうです。

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今日が最後なので、

残り物には福があると言われるように、1キロ1000円

を、800円に安くしてくれました。 

残り物のぶどうは、ぶどうの房が不揃

いで、ぶどうの芯から、ぶどうの実が離れています。

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しかし、この方が甘みがあるという説明です。 

ぶどうの房のしっかりした実と、

分離した実を食べ比べてみると、確かにバ

ラバラになった実の方が糖度が高いと感じます。

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宝珠園のぶどう畑は、約750坪の広さです。 

ぶどう畑としては、比較的狭い畑です。 

しかし、家の直ぐ側にぶどう畑があり、

丹念に育てられているようです。

ぶどう農家の農作業は、

一年中休むことがありません。 

以前、多紀連山県立自然公園の近くで、葡萄農家で、美味しいぶどうの作り方を聞きました。

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宝珠園の開設者は、芦田則夫さんです。 

芦田則夫さんは、ぶどうを出荷するときに、

生産者の名前と顔を、

購入者に分かるように表示しています。

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松葉博雄の名刺を渡して、

ぶどうに関するいろいろな事を聞かせてもらい、

宝珠園の広告になるようにお願いされました。

 特に強調して欲しいのは、

原産地は岡山の皮ごと食べれるぶどう

『瀬戸ジャイアンツ』を開発していることだそうです。

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それから、ぶどう園の方に、

お昼ご飯を食べるのにいい場所がないか尋ねてみました。

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この山の向こうは、但馬の国です。 

但馬の国は北国で、冬になると雪が降り、

雪が道と溝の境界を覆ってしまい、

車が脱輪すると大変なことになります。

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作業所には、丹波の黒豆にな、

直売の枝豆が、沢山ビニール袋に包装されています。

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これはちょうど良い、

さんプラザコンタクトレンズの社員の皆さんへのお土

産にちょうど良いと思い、

道の駅に出荷する予定の枝豆を、

直売で全部購入させてもらいました。

2011年9月29日(木)