大阪市立大学大学院 創造都市研究科では、博士論文を書くには、その前に学術的な学会で、査読付き投稿論文の採択が求められます。

博士論文を書くには、その前に学術的な学会で、査読付き投稿論文の採択が求められます。

明石芳彦先生のゼミでは、査読論文の演習が行われています。博士論文を書くには、その前に学術的な学会で、査読付き投稿論文の採択が求められます。査読論文を通すには、大変な努力が必要です。

知的創造活動に戻ります。ビジネスに夢中になっていると、視界はビジネス中心になり、私生活に夢中になっていると、視界は自分中心だけになってきます。

趣味に夢中になっていると、我を忘れて、時間は経過し、退屈はしないものの、少し空虚さが残ります。

そこで、知的創造活動の充実を求めて、今夜も大阪市立大学大学院の博士後期課程の研究者が集まり、明石芳彦先生のゼミに、客員研究員として参加させてもらいました。

図書室で探す本も、自分自身が査読論文に取り組んでる時は、まるで、ダンスパーティーで素敵なお相手を探すように、熱心に周囲を見ていたのに、査読論文を書いていないときは、図書室で貪るような参考文献探しはしていません。

ゼミの始まる前に教室に入ると、今日の発表担当者がパワーポイントの準備していました。2つのレジュメが用意されています。

発表が始まる前に目を通して、もし質問の機会があれば、どこの部分について疑問に思うか、何をアドバイスしたら良いのか、黄マーカーで線を引き、鉛筆で書き込みをして、速読しました。

博士課程後期では、博士論文を書くことがゴールですが、その前に、まるで障害物競走のように、学術的な学会で査読論文を投稿し、採択されることが、博士論文を書く為の必要条件になっています。

今日も査読論文の作成に向けて、テーマを示し、先行研究、研究目的、リサーチ・クエスチョン、研究方法、考察方法、結論に向けて、参考図書等、スライドが進んでいます。

2コマ予定のところ、発表と指導が1コマで終わり、珍しくゼミは早仕舞いで終りました。

神戸に帰る道すがら、博士論文を書く前に、査読論文の採択を求められている時、査読論文を通すためには、査読者からアクセプトされやすい論文の書き方は、どうすればいいのか、以前に学んだ「査読者から見た良い論文とは」を、思い出しながら帰宅しました。

2012年7月2日(月)