王子動物園のぞうさんなら、固い竹でも足で踏んで、食べてしまいます。松葉博雄の場合は、筍のやわらかいところだけを、あくを抜き、茹でて、柔らかくして食べています。

王子動物園のぞうさんなら、固い竹でも足で踏んで、食べてしまいます。丹波の筍の、やわらかいところだけを、あくを抜き、茹でて、柔らかくして食べています。

王子動物園のぞうさんなら、固い竹でも足で踏んで、食べてしまいます。よく手入れされた、筍の畑で採れた、筍のやわらかいところだけを、あくを抜き、茹でて、柔らかくして食べています。

丹波のお花見の途中で偶然であった有田信義さんから分けて頂いた、特別美味しい筍を茹でます。

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美味しさの秘密は、その筍が育つ山の土にあると言われました。どんな土で育ったのか、きっと、よく手入れされた竹林だと思います。

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太くて、一見固そうな筍です。指を切らないように、そっと筍の縦の方向に、包丁で切り口を入れていきます。

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上のほうを、マグロのシッポを切るように、筍の頭部を切ってみると、中心部分の筍の柔らかさが見えてきました。なるほど、柔らかい筍です。

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寸胴鍋に皮を剥がした筍を入れ、米ぬかを上からまぶして、熱湯を注ぎます。さらに、簡易ガスコンロで寸胴鍋を加熱します。

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家の外でガスを使うと、風でガスの火が消えるし、部屋の中でガスを使うと、筍の強いあくの匂いが部屋に充満するので、玄関の土間でガスを使う事にしました。

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若竹の、青春の匂いのような、強いあくが、部屋に充ち満ちて、窓を開け、外の空気を導き入れながら、およそ60分ほど炊くと、筍がゆであがりました。この次は、料理と味付けです。

2012年4月19日(木)