たくさん動物を飼うと、世話が大変です。ゾウさんが一ヶ月に食べる食費は、どのくらいでしょう? 猫科の猛獣は、どのくらい食費がいるのでしょうか?

たくさん動物を飼うと、世話が大変です。ゾウさんが一ヶ月に食べる食費は、どのくらいでしょう? 猫科の猛獣は、どのくらい食費がいるのでしょうか? 王子動物園でお花見(2)

たくさん動物を飼うと、世話が大変です。

ゾウさんが一ヶ月に食べる食費は、どのくらいでしょう? 

猫科の猛獣は、どのくらい食費がいるのでしょうか?

孫のU君は、

王子動物園のゾウさんが、太い竹を足で踏みつぶし、鼻でつまんで、固い竹を食べている姿

が、かなり印象に残ったのか、今でも、

ドイツのボンで、ゾウさんが竹を食べている様子を話しているそうです。

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ゾウさんの体からすると、とても狭い敷地です。

単純な敷地を廻るプログラムを繰り返しています。

気の毒なくらい暇そうです。

見ている人までが、ゾウさんは暇そうで可哀想と言っています。

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狭いところで我慢してもらっているので、

せめて食べ物はお腹いっぱい食べさせてあげてほしいのですが、

調べてみるとゾウさんの食事は1日で70㎏~80㎏、

一ヶ月の食費は300万円以上でした。

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桜の花と、ゾウさんが被る写真を撮ってみました。

ゾウさんのいるインドやアジアでは、

見ることのできない組み合わせの写真です。

松葉博雄は、ゾウさんが夜寝る建て屋の方に行ってみました。

後ろの方を振り返ると、前回見落とした、

猫科の猛獣を集めたオリがあり、人は沢山集まっています。

そちらの方に行ってみます。

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まず最初にいたのはユキヒョウです。

ユキヒョウはなんだかヒョウを代表するアムールヒョウよりも、

とても上品で大人しく見えます。

今年の2012年3月に今いる雄のティアンと繁殖の為、

名古屋の東山動物園より、

雌のユキヒョウが来たらしいのですが、

環境になれるまで非公開だそうで、

残念ながら見ることは出来ませんでした。

ユキヒョウは、高度の高い山岳地帯に住んでいて、

険しい斜面を上がり下りするのですから、健脚です。

この猫科の動物達は肉食獣です。

動物園では、どのくらい食費をかけているのでしょうか?

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アムールトラを、近くで見ると迫力があります。

目が合ったらどうしようかと、思いました。

目があったら、視線を反らして見てなかったことにして、

睨まれないようにします。

そんなに思うほど、トラの迫力はすごいんです。

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アルームトラは現存する8つのトラの亜種でも大型の体躯を持ち、

ネコ科の中でも最大の亜種だそうです。

過去に雄の個体では全長3m、

350kgを超えた例もあると言われています。

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トラの歩き方は音がしないような、柔らかい足取りです。

他の猫科の動物もそうです。体重も結構あるのに、

そっと、抜き足、差し足、忍び足で歩いているように見えます。

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もし、ジャングルで、落ち葉が敷き詰まっているとき、

獲物を追いかけていて、落ち葉の上を歩いても、

例え小さな、落ち葉を踏む音さえ、

相手の獲物に気が付かれないように、

そっと歩いていることが、見ていて分かりました。

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どの猛獣も動物園にいることが、

安全と食料を保証されていますが、自由はありません。

体型は後ろから見て、

骨盤の幅くらいの少し痩せた体型に見えます。

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猫科の猛獣に、お腹いっぱいお肉をご馳走してあげることは、

なかなか難しいことだと思いました。

2012年4月5日(木)