はじめは、使い捨てレンズのはじめの頃は

はじめは、使い捨てレンズのはじめの頃は、使用期間を守っていました。

はじめは、使い捨てレンズのはじめの頃は、関係者の皆さんはコンプライアンスに慎重でした。 年末が近づくと、来年の事業計画が相談される時期になってきます。

今日は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の営業部長 安田勇一さん、森垣忠士さん、梶芳学さん、花島拓哉さんの4人が、2011年度の取引状況と、2012年度の事業計画を、パワーポイントを使ってプレゼンテーションをして下さいました。

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質問はどの時点でするのか。打ち合わせをして後からまとめてすると、先の部分の質問を忘れてしまうので、随時質問することにしました。

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はじめは、市場環境についての説明です。
マーケティング政策を策定する場合、「顧客は誰か」から考えていきます。

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現在のジョンソン・エンド・ジョンソン社の使い捨てコンタクトレンズを買ってる人達はどんな人なのか、その年齢層、男女比率、使用頻度、交換頻度、新規ユーザーの比率など、マーケティングリサーチ会社からの報告に基づいた説明がありました。

使い捨てレンズの時代になって、年齢層はどんどん若年化しています。

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はじめは40分くらいの予定が、質疑応答が重なり、2時間に延びてしまいました。

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ちょうどお昼に差し掛かったので、センタープラザビル19階の東天紅で昼食になりました。

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安田勇一さんは、年末になると、全国の得意先に分担して年末の挨拶に回られるようです。

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六甲山の見える窓に、何か怪しい飛行物体を松葉博雄が見つけました。

あ!あれは、と窓の外を指さすと、皆さん一斉に指先の方に視線が移ります。

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怪しい飛行物体とは、広告用の飛行船です。

安田勇一さんは、流石ビジネスマンで、すぐに、あの飛行船を借りるには、どのくらいの経費がかかるのか、問題提議をしました。

ちゃんと答えが出ています。

以前調べたときには、こんな数値でした。

機材レンタル:\200,000 、フライト技術料:\400,000 、ヘリウムガス:\250,000 、人件費:\150,000 、広告制作費:\200,000 、合計:\1,200,000 (1日あたり)

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今日見た飛行船にも、前回と同じメットライフアリコの広告が見えました。

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今日の昼食会での話題は、先日、お亡くなりになったメガネ1番の宮里孝社長の話題と、同じ日に飛び込んできたニュースに、メニコン社が関東のコンタクトレンズチェーン店を買収した話です。

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コンタクトレンズ業界の社歴の長い人との話は、昔話に花が咲きます。

使い捨てコンタクトレンズは、1991年から日本で販売されるようになりました。初期の頃は、3ヶ月ごとに再購入に来られるユーザーは、使用済みのレンズを回収パックに貼り付けて、使い捨てたという証拠として受け取った上で、新たな3ヶ月分のレンズを販売していました。

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はじめの頃は、決められた使用期間を守るというコンプライアンスに対して、ユーザーも医療機関も、メーカーも販売店も、皆慎重な取り組みをしていました。

それがいつの間にか、コンプライアンスが軽視されるような使い方になってしまいました。

2011年12月14日(水)