こんな話をしました。子どもは外で育つ。

こんな話をしました。鍋をつつく箸は、自家箸と押さえ箸の二つを家族で使いますか? 春善で天麩羅(2)

こんな話をしました。天ぷらを食べながら、子どもの話、料理の話、家庭の話です。

春善の親方が天ぷらを揚げると、席まで運んでくれます。 そのときに揚げた天ぷらの薬味に、食材がピッタリする薬味を勧めてくれます。

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一緒に食べながら、家庭料理の話に移ります。 天ぷらがうまく揚がるには、予め食材を、冷蔵庫に入れて、冷やしておくことです。 天ぷらのころもも、冷やていた方がパリっと上がります。

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とても美味しいと、一緒に食べてる人が絶賛してくれました。 なんだか話し声が聞こえます。 同じビルの別の階から、料理人が明日の予約のお客様を、紹介し合う相談です。

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ネギは極太です。どこのネギでしょうか?群馬県特産の下仁田ネギです。

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子育ての話になりました。子どもを育てるのが好きなので、子育ての話です。 親は子どもを家で育てていると思っていても、子どもは、外で育てられているという持論でした。

なるほどなぁ。たしかに親の知らない所で、例えば学校とか塾とかサークル、友達のお家、少し大きくなると、部活やアルバイト先で、社会のルールを学んでいきます。

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面白い事例を聞きました。家で鍋料理をしているとき、そのお家では、家族の一人一人が鍋に、自分の押さえ箸を置いて、鍋の食材を押さえ箸でつかんで、自分の取り皿に入れて、食べる時は、じか箸に変えて、食べているそうです。なかなか他人行儀な食べ方です。

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主婦の立場から、旦那さんが外食が好きか、家で食べるのが好きかの話になりました。主婦としては、外で食べてもらって、食事作りから少しでも離れたいのですが、外で食べるのが嫌いな人も結構います。

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さきほどのワカサギが、綺麗な姿で揚がってきました。旦那さんが帰ってきた時、何が先かの話です。風呂が先か食事が先か、これも各家庭で分かれているようです。

お風呂を先にすると、その間に直ぐ食べれるように準備をすることになります。ご飯が先になると、食べた後は直ぐにお風呂に入らないので、風呂が適温になる時間を見計らうことになります。

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ビールばっかり飲んでるとお腹が悪いので、焼酎に変わります。焼酎を飲みながら、次第に仕事の話に、仕事の思い出話になっていきます。

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仕事の中の顧客満足の話です。例として、シーボンの会社では、新規顧客にはベテランが対応します。そして契約が取れると、別の人に変わります。

声掛け電話は、時々かかってきます。二ヶ月空いてますよねと、こちらの気持ちを誘うように、自分だけに声かけてるしてくれてるように感じる、よく出来たシステムです。

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水菜のお浸しです。若いときの和食や懐石の印象は、ちょびちょびゆっくりとお料理が出てくるので、おままごとをしているようなもの足りない感じでした。

それが、段々とこのくらいがいいと思うようになり、量も、これでお腹いっぱいと感じるようになりました。

2011年12月3日(土)