いつもの朝ご飯はぬか漬けの茄子 のんびり夕ご飯はビールを飲みながら。ぬか床を作りぬかずけをいただいています

いつもの朝ご飯:いつもの朝にいつもの朝ご飯にいつもの茄子のぬか漬けです。茄子のぬか漬けが一番好きです。

いつもの朝にいつもの朝ご飯が食べられるという事は幸せです。

その上、大好きないつもの茄子のぬか漬けが出てくると、朝から気分が良くないわけがありません。

茄子、なす、ナスの料理は、色々あれど、茄子と言えば、一番好きなのは茄子のぬか漬けです。

なすのぬか漬けも、漬けすぎては酸っぱくなるとやや苦手です。

いつもの茄子のぬか漬けを、ぬか床から取りだし、いつものぬかを丁寧に水洗いします。

ぬかが残っていると、臭いのです。

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今日の朝ご飯は、鮭とじゃこのご飯、キュウリとなすのいつもの浅漬け、

いつもの味噌汁と、いつもの松葉博雄の朝ご飯より軽めです。

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水洗いしたなすのぬか漬けは、すぐに包丁で切ります。

このときの瑠璃色の美しい茄子のぬか漬けの輝きは、

まるで湯上がりの美女のような美しい肌の輝きを見せてくれます。

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美しい肌の輝きを、いつもの茄子の浅漬けに感じながら、この輝きが冷めないうちに、朝ご飯を頂きます。

このとき、時々いつものようにお邪魔虫が現れます。

それは、宅配のベルの音であったり、急な携帯電話の呼び出し音であったり、固定電話の呼び出し音です。

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少し油断すると、電話を終わった頃、先ほどまでのいつもの茄子の輝きも、わずかの間に、退色してしまいます。

いつもの輝きは美味しさと共に、どこかに行ってしまうことがあります。

このとき未練心が沸いて、あのいつもの美しい輝きのいつもの美味しい茄子の漬け物は、どこに行ってしまったのか・・・と思います。

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いつものぬか漬けには、鰹節をかけて、鰹の香りを足して頂きます。

いつものぬか漬けは、暑くてもさっぱりと食べられて、とてもいいつもの美味しい一品です。

もう一膳と思ってしまうほど、美味しいいつもの茄子のぬか漬けは、肥満の予防には、心を鬼にして、おかわりはいつものように我慢です。

6月30日(木)

のんびりと晩御飯/暑い夏の晩御飯の献立は、のんびりとビールに合う料理です。

のんびりと晩御飯を頂きたいなと、冷蔵庫から、アサヒスーパードライをとりだし、奥さんが、何かビールのアテを取り繕ってくれるのを待ちます。

ビールを片手に、のんびりしています。

のんびりしながら、なぜカーナビが国道173号線を選んだのか、改めて道路地図を見ながら、確認しています。

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道路地図を見ても、篠山から神戸に帰るルートが大阪市福島経由で、このルートがオススメルートになったことが納得できません。地図を見てみても、明らかに大回りです。

考え方を変えて、ありえないルートをカーナビが選んでくれて、帰る道をハラハラさせてくれたのは一つのドラマでした。

家に帰ってビールが美味しいのも、のんびりできるのも、カーナビさんがイタズラをしてくれたおかげです。

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のんびりしていても、今夜の晩ご飯の献立を考えるのは、奥さんです。

主婦にとって、晩御飯の献立を考えるのは、毎日のことでとても大変です。

「旦那さん、今日は何が食べたいですか?」と聞かれることもあります。

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今夜の晩御飯の献立は、暑い夏でもさっぱりと食べられる野菜中心の献立です。

日帰りツアーで買って来たトマトを食べてみると、この篠山の桃太郎、水耕栽培ハイポニカ育ちのトマトの美味しいこと。色といい、艶といい、甘みといい、完熟度といい満点でした。

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ビールを飲みながら晩御飯を頂くので、奥さんが簡単にできるおつまみを、色々と用意してくれています。

のんびりと今日の篠山ドライブを思い出し、のんびりと露店や道の駅での買い物を思い出して、のんびりと白菜の浅漬けを頂いています。

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松葉博雄がのんびりと、ビールを飲んでいる間に、奥さんは魚を焼いています。ご飯は、お釜で炊いています。

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もずくは、山芋をすり下ろし、一緒に頂くと、喉ごしのよい食べ心地でした。

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ここで、ドイツビールを冷蔵庫からだし、アサヒスーパードライと飲み比べてみます。

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ドイツビールは、ラベルの模様に、なんと、さくらんぼが描かれていて、えっ?と思います。

さくらんぼのビールなんて、いくらなんでもあり得ないと思いながら、飲んでみると、やはり甘いさくらんぼの味の、ビール添えといった感触でした。

ぬか漬けの素を使って、種菌と混ぜ合わせて夏野菜の漬け物の始まりです。

夏が来れば、毎朝の食卓に、毎晩の夕ご飯に、キュウリ、ナス、ウリなどの夏野菜のぬか漬けが登場する頃です。

我が家では美味しいぬか漬けを続けるには、優れたぬか床を作る事から始まります。

奧さんが夏の始まりに、タッパーにぬか床を作ろうとしています。

市販のぬか漬けの素を使っていますが、ぬか床の菌の種菌として、紀州漬物処かわさきの水茄子浅漬けに入っていた糠を混ぜて使います。

美味しいお店の浅漬けの糠を、これから始まる我が家のぬか床に混ぜて使えば、きっと美味しいぬか床が出来るはずです。

私の親も、私が小学生の時に、勉強が出来る子と一緒に遊びなさいと、よく言っていました。

ぬか漬けも、出来の良いぬかを混ぜると、出来の良いぬか床ができる計算です。

しかし、ぬかと違って私の場合は、勉強が良く出来る子と遊んでもあまり面白くないので、

この場合は、親のいいつけより、面白い子を探して遊んでいました。

ぬか床の種菌は、うちのぬか床の糠に馴染んでくれるでしょうか?

念のために水茄子本体も、混ぜ合わせたぬか床に漬けておきました。

きっと、この水なすさんが、うちの混ぜたばかりのぬか床を、優れた味になるように、自分が持っている優れた種菌をばらまいてくれるのではないかと、期待しています。

これが世に言う、「朱に交われば赤くなる」と同じように、良いぬか床に混ざれば、美味しいぬか床が出来るという実証実験です。

ぬか床の難しさは、その継続性にもあります。

真夏になって気温が上昇すれば、冷蔵庫に入れて、気温を下げる必要があります。

漬ける前には、手を使って、糠をよく混ぜ合わせ、ぬか床の菌に、酸素をよく吸わせることです。

美味しいぬか床ができるようになれば、このぬか床をヨーグルト菌のように、漬け物の好きな人に分けてあげることも出来ます。