日本の神社:兵庫の神社、播磨国の神社、8世紀の神社が今も保存されています。

日本の神社:兵庫の神社、播磨国の神社 兵主神社の拝殿に上がり、お詣りしてきました。日本のへそ西脇市(3)

日本の神社の兵庫の神社の播磨国の神社に、兵主神社があります。兵主神社が、建立されたのは延暦元年(782年)のことです。

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日帰りドライブの西脇ツアーでは、お昼を万松で食べて、Aコープで食材を買って、西脇健康ランドでは、入浴だけでは2,100円は高いので、Uターンをして、これから次の目的地へ向かいます。

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次の目的地は、ホタルの里を、日の明るいうちに見つけておくことです。

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ホタルを美しく見ようと思えば、街灯とネオンのない、できるだけ暗い場所が最適地です。しかし、暗い最適地を日が沈んでから探すことは難しいのです。

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次の目的地のホタルの里を見つけるために、カーナビをセッティングして、カーナビの案内に沿って進んでいます。

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途中、立派な神社がありました。その名も、兵庫県西脇市黒田庄町にある「兵主神社」です。

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「日本のへそ」という公園の手前にある兵主神社は、大きな鳥居があります。

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建築様式は桃山時代のもので、全国的にも貴重な造りになっています。茅葺き入り母屋造りの長床式の神社です。

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兵主神社と呼ばれる兵庫(つらものぐら)の鎮守の神社は、日本に19社あるそうです。一番大きいのは滋賀県野洲市にある「兵主大社」です。

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西脇市の兵主神社では、大己貴命(おおなむちのみこと)、八千戈命(やちほこのかみ)、葦原醜男(あしはらのしこお)、大物主命(おおものぬしのみこと)、清之湯山主三名狭漏彦八島篠命(すがのゆやまぬしみなさろひこやしましののみこと)、を祀っています。

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松葉博雄と奥さんは、小銭の賽銭を、お賽銭箱に入れて、家内安全をお願いして、柏手を打って頭を下げます。

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その後、靴を脱いで、神社の床に上がってみました。お神楽でもできそうな広さです。とても歴史のある文化財であることを、感じます。

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屋根には茅を葺き、柱は太く、礎石もしっかりとして、大人が歩いてもミシミシッとへこむような事はありません。

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立派な文化財なので、火災には気をつけて欲しいと思いました。札所には、思い思いの願いを書いた絵馬が奉納されています。

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兵主神社は、武器を作る鍛冶屋さんをお祀りしているようなので、庶民の祀る神社と比べると、なんとなく武家的なイメージがありました。

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山門の両脇には、仁王像ではなく、弓の矢を持った武将が祀られています。

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武将の紋所は、五三の桐です。

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道路を隔てた向こうには鐘楼があって、その隣には中学校があります。

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中学校がすぐ側にあるので、鐘をついてみたいと思っても、授業の邪魔になっては・・・と思い、鐘をつくのは思いとどまりました。

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京都を中心に文化が広まっていく時代に、兵庫県は、摂津の国、播磨の国があり、都に近いので、古くから神社や仏閣が建てられ、幾度かの戦乱にも耐え、火災も免れ、こうして平成の時代にまで伝わっていることに、感嘆します。

2011年6月23日(木)